表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
二週目!泣き虫弱虫魔王さま  作者: MAYAKO


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

24/589

【第24話】異形の戦士達     

お早うございます。

今回はこの時間になりました。

「ん?どうした?旅神のご一同?」


「気づかない?老いたな、デカブツのアロウザ……囲まれている!テニさまの結界、破った!」


「この場所を囲む?我らオークの墓所だぞ?……邪神の使いか!?」


 上書きして、治療する時間は無くなった!?

 地面から次々に湧き上がる不気味な赤い点。

 その数は更に増え続けた。


 なんだろう?これ?


 リインがこっち向かず、声だけで尋ねる。

 視線は石室の隙間か?

 複眼が沢山あるから、どこを見ているかよく分かんないや。


「この感じ、スケルトン?ゾンビか?数は分かるか?テニさま」


「……200以上」


 赤い点がドンドン増えていく。

 今、300を越えた!


 え?ゾンビ?


 なんか怖いんですけど!


 ヒュン!


 風の音?

 その音と共に、リインが消える!


 キン!


 鋭い音が石室内に響く。


「え?なに?」


 リインは私の正面に現れ、錆びた金属製の矢を弾いて見せた。

 石室に転がる錆付いた矢。


「!?」


 石の隙間から、次々に矢が打ち込まれる!

 咄嗟にひのきの杖+3を握り締める。


 矢は、魔力に阻まれ、次々に逸れていく。


「あ、ありがとうリイン」


「俺サマの前世を倒したテニさまが、スケルトン如きの矢に当たるなど、許せんのだ!しっかりしてくれよ!もーっ」


 スケルトン?見たこともない敵に、恐怖を覚える。


「数が多いな、こえ―し逃げるか?どうせオークの墓所だ。俺らには関係ねー。第一使徒、どう思う?」


 おいおい、治療は?

 まあ、もう無理かな?


「ドウ?トハ?」


「スケルトンの目的だ」


 静かに口を開いたのは、アロウザさんだ。


「邪神の使いだろう、目的はワシか?それとも旅神さまか?両方か?」


「関係アリマセン」


「ファーファ?」


 なんか凄い怒りのオーラが??


「我ラノ主、魔王ア・キュウガ・テニィサマニ弓ヲ引イタ?万死ニ値スル!我ガ主ノ前ニ立ツ者、不敬、不遜デアル!」


 ファーファ切れた!?ま、また発病!?


「オークノ戦士、アロウザ・グロウ・ジャイアントサマ、治療ハドウサレマスカ?望ミマスカ?」


 巨大なオークは私達を見下ろす。


「巨大な魔力、だが魔王には見えないな……邪神の誘惑の次は、旅神の誘惑か?病を治す代わりに奴隷になれと?」


「奴隷?フンッ、キサマノ目ハ、ソノ程度カ?」


「おい、デカブツ!俺サマが奴隷に見えるか?」


「楽しそうに見える」


「はははっ、そうか!毒蟲魔王カムカナも楽しかったそうだ」


「ほう?」


「ただ、焦燥と飢えと渇き、満たされない地獄の楽しさだったらしいぜ」


「今はどうだ?」


「前世の記憶がある……心の底から笑うことはできないが、飢えも焦りも渇きもない……」


「カムカナ……いやリイン、今は……かつての仲間と、笑える世界なのか?」


「微笑みぐらいさ」


次回サブタイトルは 【第25話】オークの里、攻防戦! です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ