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二週目!泣き虫弱虫魔王さま (2023.12)  作者: MAYAKO


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【第18話】それは誤解です!     

こんにちは、投稿です。

「……したのですね……私に……XXXXXやXXXXXなことを……」


 ポロポロと、綺麗な目から涙を落とすシーシナさん。


「え?何んで?どうして、何もしていないよ!?」


「ましてXXXXXまで……お、お姉さま!この責任は取ってもらいますからっ!うわああああああああんっ!お姉様のド変態っ!」


 ばさばさばさっ!


「あっ!」


 サキュバス・シーシナさんは飛び去った。


「誤解!誤解だってばぁ!それは誤解ですっ!」


 目が点になる俺。聞こえたかしら?

 いや、だから何もしていないって!

 俺サマは鬼畜じゃありません!


「……ファーファ」


「……?」


「翼や目、心配ないみたいだね」


 お顔の傷も、残っていなかったし。

 こくこく。

 ん?ファーファがじっと私を見ているけど?


「なに?」


「ヘンタイ」


「!!!!!!!ち、ちがうよ!ファーファ!あれは一週目の誤解を解こうと!」


「更ニ深マル誤解」


「うっ!まさかの追い打ち!?」


 気が抜けると、プシューッと魔力が拡散し、俺は元の姿に戻ってしまった。


「……よ、よかったぁ、元に戻れたよ!」


 この姿が一番リラックスできるみたいだ……女の子だけど。

 胸を触ってみる。

 ペタペタ。

 ……なぜだろう、すごく安心する。


「ヘンタイ」


「ファ、ファーファ!酷いこと言わないで!悲しくて泣いちゃうよ?女の子の身体って、戸惑うことばかりなんだから!」


 うう、涙出てきた……しくしく。


「……ゴメンナサイ……テニサマ……」


 暫く、ぼーっと座って、シーシナさんが飛んで行った方向を見ていた。


「ねえ、ファーファ」


 ここで疑問をぶつけてみる。


「?」


「ファーファ、パワーアップしていない?いや、しているよね?」


 あの雷とか凄かったし。


「テニサマカラ貰ッタ」


「え?私から?」


「テニサマ祈ッタ!再生、回復、ファーファガ、強ク成リマスヨウニッテ!」


「ああ、そうだね」


 そう、強く願った。

 壊れないように、傷つかないようにって。

 巨大な星雲が蠢き、意識を失うほど祈った……。


「それでパワーアップ?」


 コクコクと激しく頷くファーファ。


「ファーファ」


「?」


「強くなったけど、無理はしないでね?」


「!……ハイ」


「約束だよ?」


「……ハイ」


 そんなことをお話ししながら、ファーファと森の中を歩いた。

 気がつくと、いつの間にかボウロウロ騎士団の反応が消えていた。

 マップに反応が無い、誰かが、回収したのだろうか?


 更に歩く。


 夕暮れだ、ここらでキャンプかな?

 次第に辺りが暗くなり始めた。

 ん?これ、雨の匂い?

 ぽつぽつと湿った音が聞こえ出す。


「……ファーファ、雨だ!」


 何処かで雨宿りを!


 ロロロロロッ。


 遠雷?


 遠くに雷の音。


 黒い雲が広がり始め、雨音が強く鳴り始めた。

次回サブタイトルは 【第19話】雨宿り です。

今年も一年、ご愛読ありがとうございました。

来年もよろしくお願い致します。

では、皆さん、よいお年を。


次回投稿予告。

2024/01/01 深夜 1時1分 投稿予定。

寝てしまったらごめんなさい。

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