【第116話】 魔力の調整と聖女の秘密
お早うございます。
投稿です。
昨日は投稿でミスりました。
今日こそは!
!?
何だその恐ろしい名前は?
やはり知り合いか?
まあ、ボウロウロ騎士団とか傭兵団とか、かなり酷いことしていたみたいだからなぁ。
ガロウザさんが、さっ、と自分のマントをピンクに被せる。
「古代種?太陽光に焼かれるぞ!」
「あ、ありがとう……ガロウザ……」
……うーん、これは再び、私の魔力がスケルトン・ピンクを塗り替えた?上書きした、ってことかな?
「そうです、よくお分かりで」
「聖女クルルンは、普通に他者の思考を読むのですね?」
ホント、これでは変なこと、考えられないぞ。
「意識を開いているだけです。魔王キュウガ、あなた達は聖女に対する認識が甘いです、魔族にとって、私は危険な存在ですよ!もっと警戒してください」
「そ、そうなんですか?」
焼きそばソース、お口周りにべったりでも?
「はい」
あ、ちょっとお顔、赤くなった!
まあ、私も魔王だし、危険度で言えば、私が上ではないか?
それとも、聖女クルルン、何か企み事でもあるのかなぁ?
ちらっ、と聖女クルルンを見る。
「!」
あ、今、ぎくっ、と反応した!
「バンパネイラ・ピンクさん、少し手伝いますね。急激な状態変化で魔力の調整が難しいでしょう?」
……誤魔化した?
「はい、聖女クルルンさまお願いします」
あ、また私の銀の煌めきが少し動いた!
私の意思と関係なく?
……これは?
聖女クルルンがピンクを通して、私の魔法を使っている?
(ソノヨウデス、コレハ大変危険ナ行為デス)
(聖女は他の人の魔力を使うことができる?)
「よくお気づきで、なんらかの条件が揃えば可能です」
何らかの?
「全部は話しませんよ、ね?私は危険な存在でしょう?このことは他言無用にお願いします」
そう言って聖女クルルンは見たこともない笑みを見せた。
その恐ろしい笑みは、泣き虫弱虫スキルをじんわりと発動させた。
この人は、本当に一周目に出会っているあの聖女クルルンなのだろうか?
それとも一周目で私が、気がつかなかっただけなのだろうか?
聖女クルルンは両手でハートマークを作り、呪文を唱えた。
「萌え・燃え・キュン!」
溢れ出す魔力、金の魔法だ!
その金の魔法に、吸い込まれるように纏わり付く私の銀の魔力!
!
魔力が聖女クルルンに……な、流れる!?
金と銀の魔力は渦になり、バンパネイラ・ピンクを包む。
「あっ……」
ぐるんと、渦に巻き込まれた絵の具ようにバンパネイラ・ピンクは引き延ばされ、魔力に呑み込まれ、縮んでいく。
え?大丈夫なの!?
コロン。
「!?」
い、石?
小石になった!?
「急激な肉体の再構成のため、封印状態、休止状態にしました」
私はその石を恐る恐る拾ってみる。
「これ……勾玉?」
「子供石です、南の国では勾玉とか呼んでいますが、魔王キュウガさまは南の国出身ですか?」
次回サブタイトルは 【第117話】 心赴くまま です。
ページ下部の評価欄から、評価をしてもらえると嬉しいです。
いいね、ブックマーク、感想等も、もらえると励みになります。
よろしくお願い致します。




