【第112話】 そして伝説へ
今晩は。
投稿です。
まだ新様式に慣れません。
うう、投稿しにくいです。
もぐもぐもぐ……ごっくん。
だ、大丈夫かな?このドワーフさん?
「な、なんたる味か!?このような食い物、食ったことがないぞっ!まさに萌えに燃える心、切ないゴーレムの思いが、キュンと胸を打つようではないか!」
おおおっ!と周囲から声が上がる。
(テニお姉さま?焼きそばですよ?ここまで味変するのですか!?)
(さあ?)
(さあって……む、無責任なっ!)
(まあ、魔王が力を込めて祝福したのだ、味変どころか人生激変かも)
(え?)
(おいしいトラ子さんの焼きそばに、ファーファのお肉、私の祝福、何が起きるか検討もつかないよ)
(そ、そんなモノ食べさせて大丈夫なんですか!?)
(さあ?)
(さあって……)
(シーシナさん!取敢えず、ここは任せた!)
(ち、ちょっと!テニお姉さまぁ!?に、逃げるんですか!?)
(ガロウザとスケルトンズ、お前たち、私とパーティーを組んで聖女クルルンさまを勇者の元へ届ける!いいか?)
(お任せあれ!)
固まるシーシナさん。
漲る焼きそば、迸るモダン焼きを次々に作るトラ子さんさん。
ああ、お値段、どうするのだろう?
知らんし!……後は任せた。
眷属もパワーアップしているってことだし、ここからは聖女クルルンに意識を集中だ!
(じゃ!)
(テ、テニお姉さまぁ!)
(親愛ナル我ガ友デアリ、ライバルノ第四使徒ヨ!見事、コノ場ヲ収メテ見セヨ!)
(!?)
(第四使徒、勅命デアルゾ!名誉ナリ!)
(!!)
勅命?皇帝?王の命令?だったかな?
(そ、そうですね!ここは使徒として!お任せあれ、わが主、魔王ア・キュウガ・テニイさま!)
ぶわっ!とスカートを翻し、優雅に礼をするシーシナ。
「お帰りなさいませ、ご主人さま、なんなりとご注文を!」
サキュバスの本領発揮である!
その妖艶な仕草、異性も同性も引きつける瞳、唇。
誰もが魅せられた。
オークにエルフ、ドワーフ、森の働き手達。
森での仕事はお昼から全てキャンセルで大騒ぎ!
その日、狼亭は夜まで賑わった。
そしていつの間にかバンさんも参加し、お祭りのような騒ぎに発展していく。
伝説の始まりである。
そこで出される食べ物は万病を退け、心も体も癒やす。
森の狼亭に運良く辿り着くことができれば、そこにいる魔王とサキュバスの女王がもてなしてくれるらしい。
この噂は大陸中を駆け巡る。
そして海を越え東、西、北の大陸まで鳴り響く。
……知っているか?各大陸の王侯貴族が狼亭を尋ねているらしい……
……いや、邪気ある者は狼亭に辿り着けない……そう聞いたぞ……
……あそこは呼ばれた者しかたどり着けない……。
そしてこの話は、邪神の封印された大陸まで届く。
……邪神の眷属、幹部達が狼亭を尋ねたそうだ……
……まさか?邪神の眷属?辿り着けないだろう……
……いや、常連と聞いたが?……
……まさか、魔王と邪神は敵対している……
……客として訪れると、魔王は邪神の眷属でも、もてなすらしいぞ……
……剛毅な魔王だ……
沢山の噂や伝説をばらまき、狼亭は幻の店として世界中に広まっていく。
次回サブタイトルは 【第113話】 さてどうする? です。
毎日ご愛読、ありがとうございます。
評価欄から、評価をしてもらえると嬉しいです。
いいね、ブックマーク、感想等も、もらえると励みになります。
よろしくお願い致します。




