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二週目!泣き虫弱虫魔王さま  作者: MAYAKO


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111/589

【第111話】 その呪文は、萌え!燃え!キュン!     

お早うございます。

投稿画面その他ニューリアルで戸惑っています。

運営さま、お疲れ様です。

 いや、外したかも知れないが、視線は全員、俺を見ている!

 こ、怖いけどここは頑張る!

 ちらっとクルルンを目で追う。

 うまく隠れたか?逃げたか!?


 !?


 え゛?


 おい!クルルン!あんたまで俺を見てどうすんだよっ!

 ファーファ、固まっているし!


 !?


 後ろに新たな気配!

 ここは勇気を振り絞り、振り向きざまにもう一声!


 そう!笑顔全開でっ!


「お帰りなさいませぇ!ご主人さまぁ!」


 あっ。


「……テニお姉さま……こ、これは?」


 第四使徒おおおおおっ!俺、爆死か!?

 あ、後ろには第三使徒もいるのね……ああ、魔王が給仕、いいのか?ってお顔している!

 いいのよ!バイトだし!お金ないし!聖女クルルン、逃がさないといけないし!

 ここで何かがシーシナさんに繋がった。


「シーシナさん!いいところにっ!」


「え?」


 嫌な予感を感じたのか、シーシナさん一歩さがる。


(聖女クルルンをこの場から逃がす!手伝って!)


「わ、私に今のを?!」


(あ、それいいね?)


 ニヤリ。


「ああ、テニお姉さま!悪いお顔!」


(ひひっ、そりゃね、私、魔王だし!私のマネをする、いい?)


(よ、よくありません!な、なんですか!?今のはっ!?)


「テニちゃん!焼き……漲る焼きそば!あがったよ!シーシナちゃんそこのオークに迸るモダン焼き!」


「「はい!」」


(いいか、ここからが大事だ!)


「は?」


(よく見ておけっ!)


「ち、ちょっとテニお姉さま……いや魔王ア・キュウガ・テニィさま?」


(テ、テニお姉さまは、いったい私に何をさせようとしているいのぉ!)


 そそそそっ、と歩み寄って!


「ご主人さま、お待たせ致しましたぁ」


 コトリ、と木のテーブルに漲る(みなぎ)焼きそばを置く。


「お、おう!」


 かなり戸惑っているドワーフさん。


「こちらが本日のスペシャルです!本日は全ての焼きそばが、漲る焼きそばになっておりますぅ!」


 ここで両手でハートマークを作り、微笑んで見せた。


「!!!!!!!ほ、ほう、これはうまそうだな?肉が!?なんだ?この芳醇な香りは!?ソースと絡まって凄いことに!?」


「これは特別なお肉ですぅ!更に美味しくなる呪文を詠唱、祝福をしてもよろしいでしょうかぁ?」


「な、なんと呪文詠唱?祝福だと!?」


「はい!」


「よ、よかろう、聞いてみたい!み、見て見たい!」


「ではっ!」


 ここで俺は声に、喉に、お腹に、魔力を込めた!


「祝福!遙か昔!」


 ここでそこにいる全員がビクッ、と震えた。

 それはそうだ、魔王が力を込めて言葉を発したのだ!誰だって震えるはず!


「遠方に主を探すゴーレムあり!旅の途中、得た素材、食料、全て主のため蓄え、出会う日を夢見、彷徨い歩く!夢見るゴーレムの萌えに燃える心、心して食すがよい!呪文詠唱っ!美味しくなれ!萌え!燃え!キュン!」


 手でハート()を結び、大きく踊るように手印をきる!

 すると漲る焼きそばは魔王の魔力に包まれ、魔力が溢れ出す!


 シーンと静まる周囲。


 ……これも外したかな?


 いや、確かに魔力溢れすぎ?

 これ、食べるかな?

 いや、食べれるか?


「お、おう、食べさせてもらおうか!いただくぞ!」


 もぐもぐ。

 た、食べたっ!?

次回サブタイトルは 【第112話】 そして伝説へ です。

うまく投稿できたかな?



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