【第111話】 その呪文は、萌え!燃え!キュン!
お早うございます。
投稿画面その他ニューリアルで戸惑っています。
運営さま、お疲れ様です。
いや、外したかも知れないが、視線は全員、俺を見ている!
こ、怖いけどここは頑張る!
ちらっとクルルンを目で追う。
うまく隠れたか?逃げたか!?
!?
え゛?
おい!クルルン!あんたまで俺を見てどうすんだよっ!
ファーファ、固まっているし!
!?
後ろに新たな気配!
ここは勇気を振り絞り、振り向きざまにもう一声!
そう!笑顔全開でっ!
「お帰りなさいませぇ!ご主人さまぁ!」
あっ。
「……テニお姉さま……こ、これは?」
第四使徒おおおおおっ!俺、爆死か!?
あ、後ろには第三使徒もいるのね……ああ、魔王が給仕、いいのか?ってお顔している!
いいのよ!バイトだし!お金ないし!聖女クルルン、逃がさないといけないし!
ここで何かがシーシナさんに繋がった。
「シーシナさん!いいところにっ!」
「え?」
嫌な予感を感じたのか、シーシナさん一歩さがる。
(聖女クルルンをこの場から逃がす!手伝って!)
「わ、私に今のを?!」
(あ、それいいね?)
ニヤリ。
「ああ、テニお姉さま!悪いお顔!」
(ひひっ、そりゃね、私、魔王だし!私のマネをする、いい?)
(よ、よくありません!な、なんですか!?今のはっ!?)
「テニちゃん!焼き……漲る焼きそば!あがったよ!シーシナちゃんそこのオークに迸るモダン焼き!」
「「はい!」」
(いいか、ここからが大事だ!)
「は?」
(よく見ておけっ!)
「ち、ちょっとテニお姉さま……いや魔王ア・キュウガ・テニィさま?」
(テ、テニお姉さまは、いったい私に何をさせようとしているいのぉ!)
そそそそっ、と歩み寄って!
「ご主人さま、お待たせ致しましたぁ」
コトリ、と木のテーブルに漲る焼きそばを置く。
「お、おう!」
かなり戸惑っているドワーフさん。
「こちらが本日のスペシャルです!本日は全ての焼きそばが、漲る焼きそばになっておりますぅ!」
ここで両手でハートマークを作り、微笑んで見せた。
「!!!!!!!ほ、ほう、これはうまそうだな?肉が!?なんだ?この芳醇な香りは!?ソースと絡まって凄いことに!?」
「これは特別なお肉ですぅ!更に美味しくなる呪文を詠唱、祝福をしてもよろしいでしょうかぁ?」
「な、なんと呪文詠唱?祝福だと!?」
「はい!」
「よ、よかろう、聞いてみたい!み、見て見たい!」
「ではっ!」
ここで俺は声に、喉に、お腹に、魔力を込めた!
「祝福!遙か昔!」
ここでそこにいる全員がビクッ、と震えた。
それはそうだ、魔王が力を込めて言葉を発したのだ!誰だって震えるはず!
「遠方に主を探すゴーレムあり!旅の途中、得た素材、食料、全て主のため蓄え、出会う日を夢見、彷徨い歩く!夢見るゴーレムの萌えに燃える心、心して食すがよい!呪文詠唱っ!美味しくなれ!萌え!燃え!キュン!」
手でハートを結び、大きく踊るように手印をきる!
すると漲る焼きそばは魔王の魔力に包まれ、魔力が溢れ出す!
シーンと静まる周囲。
……これも外したかな?
いや、確かに魔力溢れすぎ?
これ、食べるかな?
いや、食べれるか?
「お、おう、食べさせてもらおうか!いただくぞ!」
もぐもぐ。
た、食べたっ!?
次回サブタイトルは 【第112話】 そして伝説へ です。
うまく投稿できたかな?




