【第103話】 取敢えず焼きそば
お早うございます。
毎日ご愛読ありがとうございます。
素直に返事してしまった!
あわわわっ、ど、どう対応したら?
いや、私はそんなに悪くないと思うんだけど?
そうじゃなくて、誰も悪くないはずなんだけど。
どうなんだろう?私は世間さまに疎いから……。
「悪かったねぇ、うちのチビ達がとんでもないこと口走って!私達も悪かったよ!」
さり気なく振舞ってくれるトラ子さん。
ああ、焼きそばの匂い!
不思議だ!匂いだけで体に力が入ってくるっ!
「あははっ!わ、私も言葉がうまく出てこなくて……ごめんなさいっ!」
よ、よだれがっ!
「心配したよ、でもシーシナ達が動いてね、テニが帰りやすいように普段通り振舞ってくれと……私達眷属が探すからと」
(テニお姉さまあああああああああああああっ!ご、ご無事で!?)
(はいご迷惑をおかけしました)
(邪神とバトルされましたよね?されましたよね!?)
(ま、まあぁ)
(私は近くまで行けませんでした!お許しを!無事ですよね?無事ですよね!?)
(無事か?)
(アロウザさんもご心配かけました。探してくれていたのですね)
(当り前です!テニお姉さま!)
(うむ、リインが勇者パーティーと接触したがうまく逃げおおせたようだ)
(皆、怪我とかは?)
チビちゃん達!
(怪我人はおらぬと聞いたが、全員無事であろう。リインの眷属はたとえ勇者でもてこずる固さだ。そこは狼亭か?時期合流する、しばし待たれよ)
(わかった、待っているね)
(森で邪神と戦われたようだが?)
(怪我はしていませんよ)
(次は、呼んでくだされ、あの者には多少貸しがある)
念話をしながら、トラ子さんとの会話。
なんか、魔力の使い方、向上した?
「ミケお姉ちゃんやタロくんは?」
「稽古だよ!」
じゅうううううう。
あ、いい匂い!焼きそばだ!
(ファーファ!ファーファ貯蔵のお肉って、色々と回復するんだよね?)
(ハイ)
(そのお肉で焼きそば作ってもらおう!今の私に必要だ!どう?)
(イイト思イマス!)
ぱこん!と、頭部が開き、一塊のお肉が出てくる!
交渉だ!
「トラ子さん!このお肉、タダで差し上げます!で、焼きそばお願いしたいのですけど!どうでしょう?私、ヘロヘロなんです」
「おや、使っていいのかい?貴重なお肉なんだろう?」
「食べてコソの肉ですっ!もう、お腹減って、ふらふらなんです!食べ終わってからお手伝いでいいですか?バイトの約束!」
「食べ終わったら、稽古に行ってきな!ミケタロ、心配していたからね!」
「え!?でも時間が!」
「鍛錬が先だよ!先ずは食べていきな!すぐに作るからねっ!」
「はい!うおおっ!焼きそばと聞いたら、何か活力湧いてきたっ!」
「食べる前からそのテンションかい?好きなんだねぇ焼きそば!」
「トラ子さんの焼きそば最高です!」
ひひっ、焼きそば!焼きそば!ひひっ、それもあのお肉で!
「そっちの聖女さまも食べるかい?」
……………………は?
「よろしければ、頂きたいのですが……」
くううううぅぅきゅるるるるっ。
どこからか、お腹の鳴く声が響く。
……………………は?
次回サブタイトルは 【第104話】 おいしい焼きそば の予定です。
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