【第102話】 まだ早い!
今日は。
投稿です。
明日はお昼ムリみたいです。
なんかヤバい!
「その籠手、具足、よく見れば古の装備……『ぴったりの籠手』と『ぴったりの靴』では?」
「さあ?」
「とぼけるでない、同じものをユキが装備している!」
「え?」
同じもの!?
「その者は伝説の装備を、いとも簡単にユキに手渡したそうだ。ユキの救い主、あれ以来ユキは魔王キュウガを探し続けている!」
どういうことだ!?
あ、マップに反応3っ!
時間稼ぎか!?
この反応!
勇者パーティーだっ!
「誰だそいつ?」
「生存者?」
「邪神の瘴気。クル、お前クラスでないと死亡する、ならば、そいつは?」
説明ありがとうユキ。
ああ、懐かしき3人!
非情のライトル、王都騎士団筆頭リッチナ・ワンネ、そして勇者キルル・ランダム!
会いたかった!会いたかったメンバー!
でも今はまずい気がする、この出会いはまだ早い!
ライトル、絶対に斬りかかって来る!
「……テニイサマ!」
思った通り、最初に動いたのはライトルだ!
来るぞ!居合!
後ろ腰に手をまわして……あ、マズ!武器なかったんだ!
それに、足も腰も、ふらふら!腕もうまく動かないっ!
「ファーファ!ずらかるぞ!」スキルが発動する前にっ!
「逃がすか!」
「まて!ライトル!相手は子供だぞ!それも女の子だ!」
ユキが止めた!?
前回は無視だったのに!?
「どけっ!ユキ!」
今のうちにジャンプ・アップで!
また今度ね!
あれ?
ジャンプ・アップが!?
発動がワンテンポ遅れた!?
世界を止めた影響か?魔力もまだ回復しきれていない?
あ、ライトル、ユキのガードをすり抜けた!?
迫りくる剣。
ひいいいいいっヤバいって!
カイイイイイイィン!
と響く金属音!
「間に合ったかっ!無事か!?テニさま!?」
「なっ!?魔昆虫!?」
ユキの動きが一瞬止まる。
「おい!魔昆虫の群れだ!いつに間に!」
ユキを庇うようにリッチナが剣を構える。
「リイン!」
よくやった!
「ずらかる!リイン!チビちゃんず!お前達も早く!」
「了解!」
よし、魔力が動く!
ヒュン!
どこへ?
狼亭だ!
ドテン。
お?着地ちょっと失敗!
狼亭のテーブル前に現れる私とファーファ。
………………大丈夫かな?
いろいろと。
怪我は……していないようだけど?
「ファーファ、無事?」
コクコク、と激しく頭を振るファーファ。
「ハイ、テニサマハ?」
「なんとか無事みたい」
疲労は蓄積しているみたいだけど。
その場に座り込む私。
周囲には……あっ!トラ子さんと目が合った。
「おや、お帰り!」
「た、ただいま、トラ子さん!」
次回サブタイトルは 【第103話】 取敢えず焼きそば の予定です。




