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二週目!泣き虫弱虫魔王さま  作者: MAYAKO


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102/589

【第102話】 まだ早い!     

今日は。

投稿です。

明日はお昼ムリみたいです。

 なんかヤバい!


「その籠手、具足、よく見れば古の装備……『ぴったりの籠手』と『ぴったりの靴』では?」


「さあ?」


「とぼけるでない、同じものをユキが装備している!」


「え?」


 同じもの!?


「その者は伝説の装備を、いとも簡単にユキに手渡したそうだ。ユキの救い主、あれ以来ユキは魔王キュウガを探し続けている!」


 どういうことだ!?

 あ、マップに反応3っ!


 時間稼ぎか!?


 この反応!

 勇者パーティーだっ!


「誰だそいつ?」


「生存者?」


「邪神の瘴気。クル、お前クラスでないと死亡する、ならば、そいつは?」


 説明ありがとうユキ。

 ああ、懐かしき3人!

 非情のライトル、王都騎士団筆頭リッチナ・ワンネ、そして勇者キルル・ランダム!


 会いたかった!会いたかったメンバー!


 でも今はまずい気がする、この出会いはまだ早い!

 ライトル、絶対に斬りかかって来る!


「……テニイサマ!」


 思った通り、最初に動いたのはライトルだ!

 来るぞ!居合!

 後ろ腰に手をまわして……あ、マズ!武器なかったんだ!

 それに、足も腰も、ふらふら!腕もうまく動かないっ!


「ファーファ!ずらかるぞ!」スキルが発動する前にっ!


「逃がすか!」


「まて!ライトル!相手は子供だぞ!それも女の子だ!」


 ユキが止めた!?

 前回は無視だったのに!?


「どけっ!ユキ!」


 今のうちにジャンプ・アップで!


 また今度ね!

 あれ?

 ジャンプ・アップが!?


 発動がワンテンポ遅れた!?


 世界を止めた影響か?魔力もまだ回復しきれていない?

 あ、ライトル、ユキのガードをすり抜けた!?

 迫りくる剣。


 ひいいいいいっヤバいって!


 カイイイイイイィン!


 と響く金属音!


「間に合ったかっ!無事か!?テニさま!?」


「なっ!?魔昆虫!?」


 ユキの動きが一瞬止まる。


「おい!魔昆虫の群れだ!いつに間に!」


 ユキを庇うようにリッチナが剣を構える。


「リイン!」


 よくやった!


「ずらかる!リイン!チビちゃんず!お前達も早く!」


「了解!」


 よし、魔力が動く!

 ヒュン!

 どこへ?


 狼亭だ!


 ドテン。


 お?着地ちょっと失敗!

 狼亭のテーブル前に現れる私とファーファ。


 ………………大丈夫かな?


 いろいろと。

 怪我は……していないようだけど?


「ファーファ、無事?」


 コクコク、と激しく頭を振るファーファ。


「ハイ、テニサマハ?」


「なんとか無事みたい」


 疲労は蓄積しているみたいだけど。

 その場に座り込む私。


 周囲には……あっ!トラ子さんと目が合った。


「おや、お帰り!」


「た、ただいま、トラ子さん!」


次回サブタイトルは 【第103話】 取敢えず焼きそば の予定です。

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