【第101話】 賢者?
お早うございます。
投稿です。
祝100回!
なのですが、本文制作に懸命で、これといってイベント思いつきませんでした。
へっへぇ、謝罪かぁお嬢さん?あん?どう謝罪してくれるんだい?
などど下種な思考は一切巡ってこなかった。
全身筋肉痛!
いや筋肉激痛なのだ!
おしっこ漏れるかも、いやマジで。
左右をフォローされ、どうにか立ち上がる私。
あ、足に力が!?
歩けるかしら?
かくん、と膝が抜ける。
「きゃっ!?」
あ……。
すっ、とファーファが支える。
「あ、ありがとう、ファーファ」
歩けない!?
あ、スキル発動した。
「……しくしく」
「な、泣かないで、ほら、掴まって!」
抱きしめるように私の腕を掴む聖女クルルン。
……こんなに女の人に密着するのは、前世を通して初めてではないか?
ああ、う、腕が!
せ、聖女クルルン!無防備すぎです!
こんなに親切にされたら、絶対野郎どもは勘違いするのでは?
あ、いま俺、女の子か!
「咄嗟に世界を止めましたね?あなたはどこの賢者さまですか?」
……はい?
けんじゃ?
けんじゃとは?
何を言っておられるのかな?聖女クルルンは?
「魔族の血を引く賢者、異国の方ですか?」
「いえ、私はゴブリン亜種、ア・キュウガ・テニイというものですが」
ああ、なんか、悲しい。
前世ではあんなに親しかったのに。
あんなことや、こんなことした仲なのに(*テニイ個人の見解です)
なんで名乗らないといけないのだ!……覚えていないのですね?
覚えているのは俺だけか……。
ポジティブな人はここでまた出会えた!と喜ぶのだろうな。
いや、確かにまた出会えてうれしいんだけど、さ。
あ、でもミケやタロくんは夢でも、少しでも記憶してくれていた!
ん?
歩きを止め、固まる聖女クルルン。
「ア・キュウガ・テニイ?キュウガさま?」
……なんか、踏んだかな?
でも、俺の名前は知らないはず。
再び、私を支えながら歩き始める聖女クルルン。
ここで疑問が一つ……今更ながら、他のメンバーはどこに?
聖女クルルンの単独行動、ありえない。
そんなことユキが許さないはず。
ライトルやリッチナは?
そもそもなんで聖女クルルンがここにいるのだ?
あ、そういえばオークが畑で勇者御一行に会っているって話が!?
「「あの……」」
あ、綺麗に聖女クルルンとハモった。
「ど、どうぞ、お先に!」
私は促し、聖女クルルンの言葉を待った。
「あのう……あなたは女の子ですよね?」
「?」
「キュウガさまは男の子と伺いましたが?」
誰からや?
話が見えん。
「え?どこのお話ですか?私は女の子ですが(見た目は)?」
「キルル・ランダムをご存じですか?」
ここで、私は慎重になった。
言葉を選んで答えないと、ヤバい?
「……はい、勇者さまですよね?」
「ユキは小さい頃、魔王キュウガと魔王を自称する男の子に助けられています」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な、なんだそりゃ!?知らないぞ!?
そ、それ、俺?
「自覚が、おありか?」
ここで聖女クルルンの雰囲気が一変した。




