【第1話】二週目スタート1
こんにちは。
MAYAKOです。
泣き虫弱虫魔王さまの続編です。
ストーリーは、泣き虫で弱虫の魔王さまが王都を目指して、旅するだけのお話です。
原稿用紙2枚から4枚程の連載となります。
あ、挿絵は今回ありません。
また、空き時間投稿ですので、日時等予告は今回できません。
では二週目をどうぞ。
ファーファと二人で二週目が始まった。
すぐにでも狼亭やゴブリンの村、チワワンの街まで行けるのだが、ここは慎重に行きたい。
(作者注:え?お話しが分からない?では前作、とてもとても面白い(作者個人の意見です)『泣き虫弱虫魔王さま・全10話』をご一読の程を……え?ご存じ?誤字脱字が多すぎる?随時修正はしていますがご容赦のほどを……では二週目の始まりです)
見慣れた森の中を二人で歩き出す。
一応目指すは狼亭だ。
ミケやコロは元気にしているかな?
また、あの焼きそば、食べられるのだろうか?
ベリナは勉強中かな?
フフッ、楽しみっ!
あ、その前に魔力の検証をした方がいいかな?
また制御できなくて、暴走とかしたら大変!
弱虫スキル発動で、動けないとかイヤだし、魔法は使い慣れないと!
「ねえ、ファーファ、魔力、前と同じだろうか?どう思う?」
「……」
ん?なんだ?俺の顔見ている?
「どうしたの?ファーファ?」
「……テニサマ……カワイイ……」
「え?」
あ、今回は俺、女の子なんだ!
カワイイと言われても……意識は男の子だし、困惑するよ!
「そ、そうお?でも実感湧かないよ?」
腰回りは少し大きいかな?
む、胸はぺったんこだし……いや、ちょっとは盛り上がっているかな?
小皿くらいかしら?
杖を軽く振ってみる。
ぶんぶん。
ん?
何も起きないぞ?
「テニサマ、基本女性ノ方ガ魔力高イ……注意シテ」
……え?
パワーアップしていると?
でも?
「じゃ、俺、魔力上がっている?」
こくこく。
激しく頷くファーファ。
「でもなにも起きないよ?ちょっと力を入れて試してみるかな」
ひのきの杖(魔王専用)を振ってみる。
ぶんぶん×3
「ん?」
変化なし?
「ファーファ、何も起らないよ?」
何か、焦ってきた。
前回と同じくらいの力で、大地を叩いてみる。
どん。
「?」
これも変化無しだ。
俺……私、普通の女の子?
いや、マップ画面もあるし、体内に星雲のごとき魔力も感じるけど……?
「……もしかして、弱体装備もパワーアップしているの?」
「ドウデショウ?」
では、力を込めてファイヤーボールを……!
「うりゃ!」
ドオオオオオオオオオオオッ!
突然空中に現れる太陽の如き火の玉。
わぁプロミネンス?
大地は灼熱の溶岩と化し、木々はその魔力に巻かれ、炭化していく。
次回投稿は未定です。
近日中には、と思っています。
目指せ1000文字、毎日投稿!で、頑張ります。
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