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英雄領主様の奮闘記  作者: 篠原2


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第八十二話

ルイリは仕掛けられた罠の内、解除しなければ先に進めなくなっている罠だけを解除して、時には仕掛けられた罠の位置をルイリ流に変更しながら奥に進んでいったのである。

そうやって山の中を歩くルイリは、


「ここまで歩いて全く見張りに会わないのはなんだろうね…。余裕なのか油断してるのか、それとも罠なのか…。どうなんだろうね…」


と、言いながら山中要塞の偵察を続けたのである。

そうして少し進んだところで分かれ道に出たルイリは、


「分かれ道か…。どっちに進むのがいいんだろうね…」


と、言ってそれぞれの道を見比べて、


「さてどうするか…」


と、呟きながら辺りを見回したルイリは近くにあった周囲の木よりも一回り大きな木を見て、


「あれに登ってみるか…」


と、言って木登りを始めたのであった。

そうしてその木の登れる限界まで登ったルイリはそこから周囲を見渡して、


「…向こうの方がちょっと伐採されてるな…行ってみるか…」


と、言って木から降りるとその伐採されていた方向に歩いていったのである。

そうして進む内にルイリは、


「…道が広くなってきた…。それにさっきから少しずつ音が聞こえてきた…」


と、言って伐採されていた場所に近付いていったのである。

そしてさらに伐採されていた場所に近付いたルイリはそこで武装集団のゴーレムが複数で戦闘訓練をしている現場を目撃したのであった。

これにルイリは、


「…なるほど、あの伐採された場所はゴーレム同士の戦闘訓練の場所か…」


と、静かに口にして、続けて、


「…辺りに罠は…所々にあるな。気付かれないように慎重に解除しながらもっと近くで戦闘訓練の様子を…」


と、言って罠の解除をしながら戦闘訓練の現場に近付いていったのである。

そうして戦闘訓練の現場のすぐ近くまでやってきたルイリは早速この場にあるゴーレムの数を武装集団に気付かれないように静かに数え始めたのであった。


(一、ニ、三、四…………二十機か…。どう判断する?四十機の中の二十機かそれとも…)


と、そこまで口にしたところでルイリはこの戦闘訓練を監督しているらしい二人の人間に気が付いた。

そこでルイリは、


(ちょっとあの二人に近付いてみるか…。慎重に慎重に…。音を立てないように…)


と、言いながら少しずつ近付いていったのである。

こうしてなんとか気付かれずに二人の会話がギリギリ聞き取れる位置まで近付いたルイリは、


(身体強化発動。聴力強化)


と、言って身体強化魔法で聴力を強化して二人の会話を聞き取りやすくしたのであった。

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