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英雄領主様の奮闘記  作者: 篠原2


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第七十二話

ルイリの治癒魔法で右肩の怪我が治ったファビオは、傷があった場所をさわりながら、


「痛みもないし血も出ていない…。そうか、これが魔女の力か…」


と、少し表情を歪めながら呟いた。

これにルイリは、


「魔女って呼ばれ方はあまり好きじゃないんだけどね。まあいいけど。それより的は出来たかな?」


と、言って、続けてグレイに、


「ねぇグレイ、ちょっと様子を見てきてほしいんだけど、頼んで大丈夫?」


と、話したのである。

この言葉にグレイは、


「…わかった、行ってくる」


と、言って館内に向かったのであった。

そうしてルイリ達が待っているとヨハンにアミール、そして彼らが連れていった四人に、彼らの様子を見に行ったグレイが頼んでいた的を持って館から出てきたのである。


「お待たせしました。とりあえず二十個作ってきました」


戻ってきたヨハンがルイリにそう言うとルイリは、


「ありがとう。それじゃ早速的を立ててもらえるかな?」


と、ヨハン達に頼んだのである。

これにヨハン達が、


「わかりました。それではどの辺りに立てますか?」


と、的を立てる場所をルイリに尋ねたのであった。

この質問にルイリは、


「そうだね…館の方に向けて射つのはさすがにまずいから正門の方に立てようか?」


と、言って正門の方を指差したのである。

この答えを受けてヨハン達が、


「わかりました。それじゃ早速的を立てますね」


と、言って作った的を持って正門方面に向けて走っていったのである。

そうしてルイリ用とファビオ用の二つの的を立てたヨハン達は、ヨハンがルイリ用の的の交換役に、そしてアミール達がファビオ用の的の交換役になるのであった。

その際にヨハンの立ち位置が的のすぐ隣であった為にルイリを除く全員から、


「近すぎない?」


と、心配されたのだがヨハンは、


「ルイリさんの弓矢の腕前はよく知っていますからね。何も問題ありません」


と、答えてそのまま的のすぐ隣に立ったのである。

そうしてルイリとファビオは互いに的のところまで歩いていくと的のところからファビオは百歩、そしてルイリは的から三百歩離れた場所まで歩いていき、そしてその場所から弓矢の勝負が始まった。

その際にルイリは、


「射つのは自分のタイミングで好きに射って良いですからね。私もそうしますし。…それでは始めます!」


と、ファビオに伝えて第二の勝負である弓矢の的当て対決を開始したのであった。

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