第六十九話
遅くなりました…。
ごめんなさい…。(土下座)
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ルイリの言葉にファビオは、
「…まだ始まったばっかりだろうが…!」
と、言ってギブアップを拒否したのだがルイリは、
「じゃあこのまま折るかな?」
と、言って腕に力を込めていったのである。
それにファビオは、
「ぐおおぉぉ…!」
と、呻き声をあげていたのだが、ふとルイリの足が自身のす顔の近くにあるのに気付いて、そのままルイリの足に全力で噛み付いたのである。
「きゃあぁーーー!?」
ファビオが足に噛み付いた瞬間、ルイリは絶叫しながらファビオに仕掛けていた腕ひしぎ逆十字固めを外して飛び退いたのであった。
そしてルイリはファビオに、
「噛むなーー!!」
と、叫んで自身の足の噛まれた場所をさすりながらそこに治癒魔法を使ったのである。
一方のファビオは、
「…どうにかして止めさせないとへし折ってただろうが、お前は…」
と、こちらも極められていた右腕をさすりながら答えたのであった。
そうして互いに足と腕をさすっていたのだが、先にルイリが足をさするのをやめて立ち上がりファビオに近付いていったのである。
それを見ていたファビオも腕をさするのをやめてルイリに近付いていき、今度はルイリが、
「はっ!」
と、いう声と共に右の拳をファビオの顔を狙って振り抜いたのであった。
それをファビオはさっきの攻防でルイリがやったようにルイリの右腕を掴んだのだが、ルイリは、
「それを待ってた」
と、言うとファビオに一歩踏み込んでがら空きの右脇腹に強烈な左ボディーブローを放っていったのである。
そしてファビオはルイリの右腕に集中していた為にそのボディーブローに全く反応出来ずにまともに直撃弾を受けたのであった。
「……がっはっ!?ぐぅ…!」
左ボディーブローの直撃を受けたファビオはそのような呻き声をあげるとルイリの右腕を思わず放しながら崩れ落ちたのである。
それにルイリが、
「格闘戦だと私の方が上みたいだね。さてどうする?」
と、言ってファビオを見下ろしたのであった。
これにファビオは、
「…それじゃあ武器戦闘でも始めるか…」
と、言って腰に差していたロングソードに手を掛けるとルイリの足を目掛けて一気に振り抜いたのである。
この攻撃も、上からファビオの動きを全て見て予測出来ていたルイリは、
「ほっ!」
と、言う声と共にバックステップで避けると、ルイリ自身も腰に差していた瑞穂刀を抜いて、
「武器戦闘ね…これも多分私の勝ちになるだろうけど…これもあなたの心を折る為だからね…。いくわよ、ファビオ!」
と、言ってファビオに近付いていったのである。




