第六十七話
遅くなりました…。
ごめんなさい…。(土下座)
ルイリの軽い感じの問い掛けにファビオは、
「…一騎討ち…俺とお前がか…?」
と、少し嫌そうに返答したのだがルイリは、
「嫌ならそのまま全員を無理矢理私の部下にするだけなんだけどね。ただし条件はアミールの盗賊団より悪くなるけど」
と、言ってファビオに少し圧を掛けたのである。
そしてファビオはルイリのこの発言を聞いて、
「…条件が悪くっていうのは…どのくらい悪くなるんだ…?」
と、不安そうに尋ねたのである。
これにルイリは少しだけ悪い微笑みを浮かべながら、
「そうだね、アミール達が期間短縮条件有りの一年間給料無しなんだけど、あなた達は期間短縮条件無しの二年間給料無し、こんな感じになるかしらね?」
と、ファビオ達山賊団に告げたのであった。
これに山賊団メンバーがざわつく中、ファビオは、
「ちなみに部下になるのを拒否したらどうなる…?」
と、ルイリに尋ねたのである。
これにルイリは、
「当然王都まで連れていって陛下に山賊団を捕まえましたと報告します。まあ全員処刑されるでしょうね」
と、さっき条件を話した時よりも悪い笑顔でファビオ達に告げたのだった。
この発言に震え上がる山賊団メンバー達。
そしてそんな部下達の気配を感じたファビオが、
「俺がお前が一騎討ちをすれば条件は良くなるのか?」
と、ルイリに尋ねたのだった。
この質問にルイリは、
「良くなりますよ。ただ盗賊団メンバーよりも条件が良かったら盗賊団メンバーから不平不満が出るので盗賊団メンバーと同じ条件になりますが」
と、返答したのであった。
この返答を受けてファビオは、
「…わかった。一騎討ちを受ける。…これで条件は良くなるんだな?」
と、ルイリに返したのである。
しかしルイリはファビオのこの言葉に、
「一騎討ちを受けただけじゃ条件は良くならないわよ?一騎討ちをして、その上であなたが私に本心から仲間になりますって言ってくれないと」
と、答えたのであった。
これにファビオは、
「はぁ?そんな事出来るわけないだろ?バカかお前は?」
と、返答したのだがルイリは、
「それについては問題ありません。あなたが本心から仲間になりたいと思うまでボコボコにするだけですから」
と、ファビオに話したのである。
この言葉にファビオは、
「…それは本心から仲間になるというよりこれ以上ボコられたくないから仕方なく仲間になると言った方が正しくないか?」
と、返答したのだがルイリは、
「それも含めて心をへし折るという事です。…さて、それでどうしますか?一騎討ち、受けますか?」
と、答えてファビオに選択を迫るのであった。




