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英雄領主様の奮闘記  作者: 篠原2


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第六十六話

遅くなりました…。

ごめんなさい…。(土下座)

ルイリの罠によって一瞬で周囲を取り囲まれた山賊団リーダーは思わず、


「なっ、これはっ!?」


と、叫んで周囲を取り囲んだ相手を見回し、見回した中によく知る人物の顔を見つけてその人物の名前を叫んだのである。


「なっ、お前、アミール!お前がなんで!?」


この叫びにアミールは、


「悪いね、ファビオ、あたい達は全員領主様に雇われたのさ」


と、言って山賊団のリーダー、ファビオに答えたのである。

そして続けて、


「昨日の話もあんた達が全員で襲撃してくるように色々嘘の情報を吹き込んだからね」


と、ファビオに告げたのであった。

これを聞いたファビオは、


「くっ!…仕方ない、全員逃げるぞ!」


と、言って懐に手を入れ、取り出した物を地面にぶつけて煙幕を作ったのである。

同じ事を部下達全員が行った為、辺り一帯が煙に包まれたのだがルイリ達は全く気にする様子を見せなかった。

そうしていると煙の中から山賊団達の、


「ぎゃあ!」


「痛え!」


「なんだこれ!?」


と、いう叫びが次々にあがってきたのであった。

これを聞いたルイリが、


「よし、確保!!」


と、指示を出し、それに全員が、


「「「「「「「了解!」」」」」」」


と、応じて煙の中での確保劇が始まったのである。

こうして十分程で山賊団全員が縛り上げられてルイリの前に引き出されたのであった。


「ま、作戦勝ちってところだね」


捕まえたファビオ達山賊団に告げるルイリ。

そんなルイリを睨みながらファビオが、


「くそっ…!お前何をした…!?」


と、ルイリに尋ねたのである。

これにルイリは、


「草むらからみんなが立ち上がったでしょ?あの時ただ草むらに隠れさせていたわけじゃなくてあの隠れていたすぐ近くに杭を打ち込んでピーンと張ったロープを高い位置と低い位置の二ヶ所に設置していたのよね。で、全速力で逃げようとしたあなた達はそのロープに引っ掛かっておもいっきりこけたってわけ。わかった?」


と、丁寧に説明したのであった。

これを聞いていたファビオはさらに、


「…煙幕も予想していたのか…?」


と、尋ねたのである。

この質問にもルイリは、


「予想していたというかアミールの盗賊団の第一陣が逃げる時に煙幕を使われたんでね。他のところでも使われる可能性は考えていたわよ」


と、これも丁寧に説明したのである。

一方説明されている側のファビオは説明を聞いている間ずっとルイリを睨み付けていたのだった。

これにルイリは、


「悔しそうだね。一騎討ちする?」


と、軽く問い掛けたのであった。

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