第六十三話
PV数6000突破!
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帰ってきたグレイ達は掃除の終わった部屋の輝き具合を見てルイリ達の行った掃除の綺麗さと速さに驚きを隠せないでいた。
しかしそれもルイリが賞金を出した結果だとわかってからは、
「ずるい」
「卑怯」
「俺達もほしい」
と、いう声が出た為ルイリは、
「賞金は今後も出す予定だから皆も受け取る機会はあるよ」
と、説明して一旦抗議の声を収めさせたのである。
そうしてルイリ達は帰ってきたグレイ達がアジトから持ち帰ってきた物資の確認作業を開始したのであった。
「畑で野菜作ってるって話だったから野菜多いね」
「馬が四頭いますか。これは助かります」
「こっちの肉はなんですか?」
「これは昨日の夜に捌いた猪と鹿ですね。しっかり加工してるから三、四日は保存できると思いますよ」
「武器に防具に…ああ、お金もあるんですね」
「…必要だと思ってな…」
「うん、ありがとう」
「……こんなところですかね?」
「…そうだね。後の仕事は館内に持って入る事だね」
こうして荷物の確認を終えたルイリ達はその荷物を館内に持って入る作業に取り掛かったのであった。
ほとんどの荷物が食料だった為、ヨハン達が持ってきた荷物と同じように厨房に運び込む事になり、ルイリ達はその荷物を持って厨房の扉まで運んでいったのである。
「ここから館内、というか厨房に持って入るっすね?」
厨房への扉の前まで荷物を運んできたルイリ達。
そしてルイリにダズエルがそのように尋ね、ルイリが、
「ええ、そうよ。じゃあみんな、頑張りましょう」
と、ダズエルに答えて全員に話し、その言葉にヨハンが、
「はい」
と、答え、盗賊団メンバー達が、
「「「「「「「うっす」」」」」」」
と、答えて荷物の搬入作業が始まったのである。
この作業はヨハン達が持ってきた荷物を運び込んだ時よりも作業人数が増えた事で三十分程度で終わり、そこから全員での夕食作りが始まったのだった。
そしてこの日の夕食は野菜が使えるようになった事、ルイリとヨハンが野菜に飢えていた事の二つがあった為に野菜中心の夕食になったのであった。
メニューはグレイ達がアジトから持ってきたパンにポトフ、サラダに猪肉入り野菜炒めの四品になり、四品全てが出来たところでルイリ達は、
「「「「「「「いただきます」」」」」」」
と、挨拶をして食べ始めたのである。
こうしてルイリ達が夕食を食べ始めたのとほぼ同じ時間にアミール達が帰ってきて、ルイリ達を探して厨房までやってきたアミール達もこの夕食に加わり、そこでルイリは食事をしながらアミールの報告を聞く事にしたのであった。




