第二十七話
気が付いたらPV数が1000を突破してた…。
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館の外からの視線には気付かないまま、この日の夕食を食べ終えたルイリ達は今日も厨房で寝る事にしたのである。
そしてこの日のルイリ達は明日の予定を話してから寝る事にしたのであった。
「…で、明日の作業はどうする?」
「…そうですねぇ…」
「あ、それなら私に意見があります」
「わかりました。ではフランクさんどうぞ」
「水源の小川から厨房の扉の前まで水路を掘りませんか?」
「フランク!?」
「あら、フランクさんも私と同じ事を考えたんですね?」
「ええ。…ついでに言えばヨハンさんも同意見のはずですよ?」
「フランク!?」
「あらぁ、ヨハンさんも…?」
「本人は仕事が増えると言って提案したくなさそうでしたけど」
「………」
「…と、フランクさんは言っていますけど?ヨハンさん?」
「……ええ、そうですよ!仕事が増えるから言いたくはなかったですが水路を掘れば楽になるな~って思ってましたよ!仕事が増えるから言いたくはなかったですけど!」
「おお、激しいリアクション…。でもこれで三人全員の意見が一致したから水路を掘るという作業は決定だね。後はどうしようか?」
「…後は三階廊下の掃除でしょうか?」
「なるほど、それもあったね。じゃあ三階廊下の掃除も追加で」
「わかりました。……ヨハンさん大丈夫ですか?」
「…暴露したお前に聞かれたくはないなフランク…」
…こうして明日行いたい作業を決定したルイリ達。
そしてこの後すぐに三人は眠りにつくのであるが、かなりの興奮状態になっていたヨハンはしばらく寝付けなかったのであったが。
そして次の日の朝、一番早く目を覚ましたルイリはすぐに朝食の準備を始めたのである。
「さて朝食だけどどうするかなぁ。なに作ろうかなぁ」
ルイリはそう言いながら厨房を見回して、昨日のチャパティとスープ二種類の残りのところで目が留まったのである。
「…新しく作るのもちょっと面倒だし、捨てるのももったいないし…今朝もこれでいいかな?」
目に入った昨日の夕食を眺めてそう話したルイリは早速チャパティとスープ二種類を温め始めたのであった。
そうして料理を温めている間に昨日使った食器を洗いに厨房を出て小川に向かったのである。
「ふんふんふ~ん♪」
小川に到着してすぐに鼻歌交じりに食器を洗い始めたルイリ。
しばらくそのまま食器を洗っていたのだが、ふとどこからか視線を感じ、顔を上げて辺りを見回したのである。
「ヨハンさん?それともフランクさんですか?」
辺りを見回しながら声を掛けるルイリ。
しかし何も反応が無かった事から気のせいだったかと思い直すと洗い終わった食器を持って厨房に戻っていくのだった。




