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地味な彼女の高校生日記  作者: ぼっぼい
2/4

物陰からの視線

彼女は美人ではないがひと目見たときから何とも言えない魅力を放っていた

清楚で、そしてどこか奇抜だった


彼女はよく単独行動をとる

登下校もひとり、昼食時はグループに入っているがあまり皆との会話に参加しいてない

人の輪に入り込むのは得意じゃないようだがそれを気に病むふうでもなく飄々としている・・強がってるだけなのかもしれない

内心は分からない・・ロクに話せたこともないし・・


「あの子、話ししてもすぐ愛想笑いに逃げて意見を言わんねん!何考えてるんか分からん!」

と別の女子が彼女の事を評しているのを聞いた

愛想笑いするんだ・・自分もその愛想笑いをされてみたいと思った


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


夏休みが終わってひと月ちょっと過ぎた頃、彼女がバレーボール部に入った事を知った時は腰を抜かしそうになった

皆も

「そんなキャラだった?思い切ったな」

「女子バレー部ってまぁまぁ練習厳しいよな、すぐ辞めるぞ」

「あそこ人間関係面倒臭いからな、大丈夫か?」

と、少なからず驚いて彼女は一瞬クラスの時の人となった・・が間もなく誰も話題にしなくなった


その後冬休み前に聞いた噂では、「センスはないがひたむきで謙虚に練習にのぞむ姿勢が部内でそこそこ高評価」とのことだった

意外にガッツがあるようだ


〜ややストーカー気質な男子Bの独白より〜

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