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死神===天使

ぎゃあああああああああああああああ!!!


けたたましい断末魔が響き渡る。


男「たとえ神と付いたところで品のない最期だな・・・死神」


死神「がはっ!こ・・・この人間風情が!人が人ならざるものに手を出した段階で


己が人のまま死ねると思うなよ!!すでに貴様は人ではない!貴様は、貴様はああ」


(ここでまた男が死神を3回くらい(?)斬る)死神すれ違うようにひざをついて倒れる)


男「・・・わかってるさ・・・」(セリフ直後に振り返る(舞台に背を向けて)  暗転。




高校生「まる、と。ふ~・・・なんとかなった・・・かな?」

夕暮れの教室。その一面茜色の教室には僕しかいない。黒板上の時計は5時を過ぎていた。

校庭の運動部は片づけをはじめている部がほとんど。皆ももう帰っただろうな・・・。

この原稿は明日見せよう・・・あ・・・。

?「おお おお。まーだ残ってたの~?監督ぅ~」

??「はは、監督って(笑」

???「おい針生戸!先生来てねぇだろうな」

針生戸と言われた高校生「え?あ、はい・・・」

キョロキョロしながら黒板側の戸をどかどかと少し体格のいい奇抜な髪形をした三人が入ってくる。

リーゼントの男「なにやってたんだよ?劇の台本か?」

黄色一色の髪の男「劇って(笑)芝居って言えよ!(笑」

リーゼント「なんだよ。劇は劇じゃねーか!」

真後ろの襟足だけ異常に長い男「今日は演劇部なかったんだな」

針生戸「あ、はい」

三人が針生戸の机の周りまでやってきた。当人は帰ろうと早く机の上のものをカバンに詰めてたが

それより早く三人はやってきた。

リーゼント「まぁ待てよ!そんなに急いで帰らなくてもいいじゃねーか!」

黄色「さっきのやつ見せろよ」

後ろ髪「あ、こいつ弁当箱忘れてるぞ!」

逃がさないように針生戸の首に腕を回す。半ば強引に仲のいいアピールをするような仕草だ。

針生戸「い、痛いっす。先輩」

リーゼント「まあええわ~や。それよりよく残ってたな~」

黄色「そうとう力入れてるっすね!監督(笑」

後ろ髪「なあ?こいつなに?女?女の席?」

リーゼントの男は針生戸の首を絞めるように捕まえて、黄色い頭の男はちょくちょく茶化しているが

よほど何かを気にするように自分たちの入ってきた入り口や後方のドアを気にしている。

後ろ髪の男は隣の席の中身を覗いて出てきた弁当箱を出しながらさらに物色し、なにやら探っている。


「ん?なんだ?あの連中?予定者はどいつだっけ・・・?」

カインが教室に入ってくると、中央の列の後ろ側の机に群がる学生たち4人を発見。

カインは天井を透過しながら中空に浮いてあぐらをかき、こめかみをかきながら手帳を開き霊気を探る。

「ああ、いたいた。ああ、絡まれてるヤツか・・・。針生戸映一・・・。ふ~ん」

リーゼント「監督!俺も出させろよ!久美ちゃんとラブシーンさせろ!」

金髪「あ!俺も俺も!ベッドシーンやりてえ!」

後ろ髪「おら針生戸!おめぇの隣女なのか?あ?」

「なんか変なのも混じってるが、あいつが予定者なのは間違いないな。

監視期間は1ヶ月。その間にいや、今すぐにでも脱走バカを捕まえないとコレが・・・」

カインのこめかみをかいていた手首には少し太い紐状のリボンが巻きつかれその紐は少したるみながら天井に溶け込むように生えていた。

その先には・・・10メートルほどの長さだろうか、上空にたたずむあの怒れる天使プリンシパリティの姿が。

素晴らしいプロポーションを保った体を守るように流れる羽衣をまとった端麗な顔立ちの天使の憤怒の眼差しがカインを睨み続けていた。

よく見るとうっすら涙も見える・・・。その視線を常にカインは受けている。

「針生戸くんよ・・・君も大変だが俺もなんか・・・大変だよ・・・」

お久しぶりです。(何年振りでしょうか(笑))

いろいろあって離れていたんですがやっぱせめて完結させたい!

と思いまた連載させていただきます。

どんな話かは読み返していただければ嬉しく思います。

今回で人間の予定者が判明です。若い方ですがこのお話はフィクションですので

よろしくお願いします。

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