煙草の精(仮)
私が煙草に火をつけると、煙草の精を自称する少女が現れる。曰く、煙草一本につき一つ、願いをかなえてくれるというのだが、半人前である煙草の精はかなえることのできる願いが限られていた。そんな煙草の精と話し合っているうちに、願い事も決まらぬまま煙草は燃え尽きて煙草の精も消える。
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