狂
累計PV5000達成しました!ありがとうございます!
これを記念して、カクヨムにも投稿し始めました!こちらでは一人称ですが、カクヨムでは三人称で書き直したものを投稿していきます。気分が向いたら書き直すという感じなので完全に不定期ですが、もしよかったら!最初の方とかかなり読みやすく改善したつもりです。
「じゃ、殺していいよな。」
刀に膨大な魔力を込め、薙ぎ払った。
大きな音が鳴るとともに、爆風が吹いた。
薙ぎ払った方向が更地になっていた。木々はふっとばされ、地面は大きくへこんでいる。
攻撃対象の帝国兵士の姿はもうそこになく、消し飛んだと思われる。
パリィン
「・・・。」
俺の刀が砕け散った。
たしか魔力1000までしか耐えられないらしいので、そのせいだろう。たぶんさっきので3000ぐらいは使った。
「あんた、いったい・・・。」
「・・・。」
盗賊たちが驚いているがそれは無視して、帝国軍のほうへ進んでいく。
さっきの爆音で引き寄せられたのだろう。
ちらほらとこちらに駆け寄ってくる何人かの兵士が見えた。
正直、帝国軍が敵だと確定したわけじゃない。
聞いたのは盗賊の敵だということだけ。
だが、それで十分だった。
「・・・帝国は盗賊の敵。盗賊は俺の敵じゃない。つまり帝国は俺の敵だよなあ。」
俺は今、何かを殺したくて仕方がない。
これはあいつが俺の中にいるからだろう。
この衝動を消すためには何かを殺さないといけない。
「・・・っ!撃てぇっ!」
帝国兵士から矢が飛んで来た。
だが、すごくゆっくりに見えた。一つ一つがはっきりと見える。
・・・ん?これは・・・あの毒矢か。
黄ばんだ骨に黒ずみ。ギザギザの形状。盗賊から受けた毒矢と完全に一致していた。
どういうことだ?盗賊と帝国がつながっている?だがそれだと・・・。
もしそうだとしたらそれはおかしなことだ。現状帝国軍は盗賊に攻撃している。
・・・一時的な取引をしたが裏切られた、という感じか?
「まぁ、なんでもいいか。」
右手を拳銃の形にする。
「ピストル。魔力装填5000完了。」
銃口に魔力が大量に集まる。
「発砲。」
矢のほうへと放った。
「爆ぜろ。」
ちょうど矢が集まっている中心付近で爆発させた。
もちろんすべて消し飛んだ。
陰なる移動で兵士の背後へ移動する。
「がぁっ・・・」
左腕で心臓を貫いた。
血が大量にあふれ出す。
なぜだろう。
足りない。
猛烈にそう感じた。頭が痛い。
「ぐっ。」
「っ。」
「なにもn――」
足りない足りない足りない。
どんどん殺していく。だが全く満たされない。
何かがおかしい。
まるであの毒矢を受けたときのような。
だんだん意識が薄れていくような。
足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない。
途中でここを攻めに来ている隊長らしきやつもいたが、瞬殺する。
足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない。
俺は、俺は、俺はああああああw
『私は殺し足りない。』
くくくっ、やっとだ。やっと・・・
「数百年ぶりの戦争だ。どれほどこの瞬間を待ち望んだことか。」
今、王の体の乗っ取りに成功した。
当初の予定である力を分け与えて殺させるのとは違うが、血を見て、自分で殺したくなった。
「さて、我が配下よ。出でよ。」
・・・。
「ん?ああ、そうか。我が王の体だとこうしなければならぬか。」
「Seventh 陰大蛇。」
地面から出てきたのは2匹の黒い蛇。それも巨大な。全長は数百メートルにおよぶ。眼は紫だ。
ただ、それがすべて地上に現れることはあまりない。基本的に地面から出て、敵を噛んだり、絞め殺したりする。
そして最も大きな特徴は、
「ぎゃっ・・・」
「化けもっ」
「なんだよこれぇ!」
陰大蛇の牙から滴り落ちる黒い液体。それに触れた木々や人間は数秒で溶け切った。
これは猛毒だ。
私の毒よりは劣るが、少なくともあいつらの毒よりも強い。
どんどん攻撃させる。
「殺戮の時間だ。」
目の前で行われているのは一方的な蹂躙劇。
帝国兵に私に敵うものなどおらず、抵抗するすべもなく死んでいっている。
時々私も直接殺している。
だが、できるのは力を込めて殴るだけだ。大抵の人間は死ぬが。
やはり人の体は慣れんな。
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ここは、帝国軍の拠点か。
兵士を殺していくうちにたどり着いたようだ。
・・・ん?
«我が王!!・・・じゃない。お前は・・・黒多頭蛇!»
「ご名答。フレア。」
ええと、この41エピソード目は非常に書き直す可能性が高いです。いえ、100%書き直します。出来上がりに納得がいっていません。(だったら投稿するなよ)
現在作者インフルなりかけです。家族がインフル陽性でした。皆さんお気をつけて・・・。




