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陰の呟き  作者: 鈴 初夏ノ影
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寒い朝/「ガンバレ」と言う私です

寒い朝

      鈴 初夏ノ影

ほ、と吐いたその息が 白くなって空に溶ける

まだ少し暗いその空に 西の方がまだ暗い空に

さっき思わず辟易した 外気温度のその低さ

肌を奥まで刺すそれは 肺までも刺しそうな


鳥肌が立つ 鳥肌が立つ

肌を刺した空気よりも 肺を刺した空気よりも

低気温の場所に行くと思えば

白い息が溶けて消えると思えば


なぜ吐き出したその息は 白くなって見えた筈

空へ消えて行ってしまう 白くなって見えた筈




「ガンバレ」と言う私です

      鈴 初夏ノ影

「苦しい」「辛い」と言う人に 「ガンバレ」としか言えない私です

「苦しい」「辛い」と言う人と 一緒になって考えたい私です

「苦しい」「辛い」と言う人の その状況を変えたい私です


「苦しい」「辛い」と言う人に 綺麗事しか言えない私です

「苦しい」「辛い」と言う人と いつか笑い合いたい私です

「苦しい」「辛い」と言う人の 支えになりたい私です


「苦しい」「辛い」と言う人に 夢を見せてあげたい私です

「苦しい」「辛い」と言う人と 一緒に悩んであげたい私です

「苦しい」「辛い」と言う人の 頼れる存在になりたい私です


「苦しい」「辛い」と言う人に 頭をいっぱい使った私です

「苦しい」「辛い」と言う人の ためになりたかった私です

「苦しい」「辛い」と言う人の 悔し涙を見た私です


「苦しい」「辛い」と言う人に 「ガンバレ」としか言えない私です

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