憧憬の人/紅と黒
憧憬の人
鈴 初夏ノ影
あの日、あの人に逢った
汚れた自分が浄化される
真っ黒いこれまでが赦される
錯覚した 夢を見た
これまでが赦される
そんなことなどあってはならない
肩が酷く凝っている
きっとこれは夢なんだ
あの人に逢えた時
ここに無いものを見た気がした
紅と黒
鈴 初夏ノ影
夕日の影に紅葉落ちる 薄暗い私の足元
見上げた先の紅と黒
偉大な空には綺麗な紅が
綺麗な紅が生み出す黒が
卑劣な私には渦巻く黒が
渦巻く黒が生み出す紅が
きっと同じ紅と黒
天と地にある紅と黒
いつもこのポエムを読んで下さってありがとうございます。
今回で投稿したポエムの数が10個になりました。ここにポエムを投稿し始めたのは今月の1日ですね。平均すると、ほぼ毎日ポエムを書いていることになってます。正直、私自身も驚いています。気分で書いている怠け者の私がこんなに書けているのは、いつもここに来て読んで下さっている皆さんのおかげです。これからも沢山ポエムを作っていきたいと思っています。
今回の「憧憬の人」は、ただ『推し』について書いただけのものです。『推し』について闇風にいうとこうなる…みたいな。「紅と黒」の方は、単に綺麗な紅葉を見て書きました。基本的に、何となしに見たものを詩にしています。
これからも、日常の闇をテーマにして投稿していきたいです。目指せ百個!(別に目指してない)これからもどうぞ、「陰の呟き」をよろしくお願いします。