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歌う君短編集  作者:
1/7

シリーズ登場人物


芹羽せりは


 高校二年生。『歌う君のすべてを』の主人公。

 両親は夜勤のある忙しい仕事だったため、しばしば隣家に預けられて育つ。

 親は割と放任主義。

 隣の家の春海はるみとは幼馴染み。

 同級生の藍沢颯あいざわいぶきのことを好き。

 書店でバイトしている。成績は中の中。

 甘酒は好き。

 みかんは皮を剥くのが面倒でそれほど好きではない。手がべとべとになるし、あの白い筋がちょっと嫌だし、最終的には手が黄色くなるし。こたつで食べるならどちらかと言えば林檎がいい。誰か剥いてくれないかな、と思っている。




いぶき


 高校二年生。芹羽の想い人。名字は藍沢あいざわ

 バンドでボーカルをしている。歌は上手。ギターは下手。楽譜読めない。

 緊張するとお腹痛くなる。本番前はいつも痛い。

 恋人はいつも年上。そしてすぐ振られる。

 本気なのに。いつも本気なのに……!

 本気度が高すぎて恋人には重いらしい。毎回本気で逃げられてる。

 小柄で黒目がちでジャニーズ系美少年(という設定)だが、作る歌は割と狂気。

 片想い中と失恋した時しか歌が作れない。

 「馬鹿」を漢字で書けないが、バイトのレジくらいはできるつもり。

 CDショップでバイトしている。芹羽のバイト先と同じ会社の自社ビルの別の階担当。

 テストは赤点多め。ただ今進級は危機的状況。涙目。

 こたつで食べるなら鍋でしょ。




春海はるみ


 高校二年生。『暗闇に響く音は仄明るく』で主役に抜擢。モブ卒業した。

 芹羽の幼馴染み。背が高い。顔は普通。パーツは整っているだけに惜しい。

 兄、弟がいる。

 兄は八歳年上。兄の元カノとホニャララな関係に。

 ハードロックも好きだけど、クラシックのピアノ曲も最近は好き。

 颯のバンド仲間、鷺本やシゲさんの家に入り浸っている。

 「海賊王に俺はなる!!!!!!」とか言ったとか言わないとか(シゲさん談)。

 旧校舎の屋上へ出るドアの鍵を蹴破って壊したのはこの人です、ごめんなさい。

 こたつで食べるならやっぱり王道のみかん。

 林檎もよく食べます。誰か他に食べる人がいるなら林檎を剥くのもそんなに苦ではない。普段は母ちゃんがしてくれるからやらないだけで、結構器用。




鷺本さぎもと


 高校二年生。颯のバンド仲間。ギター担当。

 颯の声に惚れ込んで、バイトに引きずりこんだ張本人。

 モブっていうなら俺が真正モブじゃね? と最近薄々気づいちゃったかも。

 (いや、セリフあるし! 主人公の友達ポジションだから!

  ていうか、モブじゃねえし、むしろ! 結構重要人物だし!)と悲しく主張。

 そこそこお金持ちのお坊ちゃま。

 芹羽と春海とは同中出身。中学の時から割と仲が良かった。

 颯の歌の編曲も兄としている。

 下の名前はたぶんトモがつく。

 こたつで食べるなら? ――家にこたつないんですけど。お坊ちゃまだから。

 床暖だよ、もちろん。でも暖炉はないよ、さすがに。

 あ、リビングに薪ストーブならあるよ。薪ストーブで食べるなら焼き芋かな。




シゲさん


 音楽系専門学校三年生。颯のバンド仲間。ドラム(時々キーボード)担当。

 ヒゲで指にまでもさもさ毛が生えてる熊みたいな容貌。

 穏やかで優しい熊。

 ヘビースモーカー。銘柄はマルボロが好き。

 本名は……なんだろう。たぶんシゲユキとか言う。おそらく。

 一見五十六歳のオッサンに見えるけど、ピチピチの二十代です。

 そこそこ良いお家でお育ちになったお坊ちゃま。

 子どもの頃からクラシックのピアノを習っていて、今でも割と弾ける。

 ピアノの音は几帳面で繊細な方。

 鷺本の兄とはまだかわいかった子どもの頃、ピアノ教室で出会った。

 こたつで食べるなら、田舎のおばあちゃんが作って毎年送ってくれる干し柿か干し芋かな。




鷺兄さぎにい


 音大ピアノ科三年生。颯のバンド仲間。ベース担当。バンドのリーダー。

 鷺本の兄だから春海からは鷺兄と呼ばれている。

 シゲさんと違って年相応な容姿。ちょっと落ち着いたかんじかな。

 下の名前はヒロカズ。

 自宅の私室は弟と共同使用。十二畳のフローリングを棚で仕切って使っている。

 部屋の真ん中の棚にはお父さんが集めた往年のロックバンドのレコードからCD、音楽雑誌がぎっしり。クラシックのCDもたくさんある。

 颯の滅茶苦茶な歌を楽譜に落とし、バンド用に編曲しているのはこの人。

 編曲については弟にも教えながらさせている。

 独断と偏見でシゲさんにドラムをさせている。

 こたつで食べるなら? (弟と以下同文)




沙樹さき


 春海の兄・夏生なつきの元彼女。『暗闇に響く音は仄明るく』に登場。

 知り合いのバーやレストランでピアノを弾く人。

 ピアノ曲も作っている。食えてない。

 駅徒歩十五分、築三十五年のボロアパートで一人暮らし。

 定職にはつかず、バイトで食いつないでいる。

 ヘビースモーカー。銘柄はPeaceが好き。缶Peaceの空き缶は灰皿。

 Peace以外の煙草は思わず噛んじゃうのが癖。

 駄目な大人です。

 こたつで食べるなら? ……ピアノとベッド置いたらこたつ置くスペースないよ。

 いいなあ、こたつ。エアコンじゃなかなかあったまらないんだよね。




美咲みさき


 春海の兄の婚約者。次の春には結婚する予定。

 ふわふわのハムスター系。かわいい。いい子。

 沙樹のことは聞いたかもしれないし、聞いてないかもしれないし……、でもなんとなくは知ってるかもしれないけど、特に気にはしてないです、今幸せだから。

 沙樹とは面識はない。たぶん。

 夏生の弟たちのことはかわいくてほんと、好き。

 こたつで食べるなら? ……カニ! お正月に食べたカニ、おいしくて!





悦子えつこ


 芹羽の母。

 仕事は多忙。シフト制で夜勤があり、盆も暮れも正月もゴールデンウイークもない。お節料理は数年前に作るのも買うのも諦めた。志乃さん(春海母)の黒豆を心待ちにしている。

 曜日感覚も季節感も失いがち。

 芹羽は春海と付き合っていると思っている。春海と一緒ならとりあえず安心。

 こたつで食べるなら? 誰か用意してくれるならなんでもいい。

 林檎は剥くのが面倒だから、みかんの方がまだましかなあ。

 旦那も娘も面倒くさがって食べないから、みかん、箱でもらうと余っちゃって困るのよー。なかなか減らないから頑張って食べてる。




春海の家族


 母・志乃しの。しっかり者。他人に対してはおおらか。芹羽のことは三人も四人も同じ! 一人くらい子ども増えても変わんないから! という気持ち。むしろ本当の娘にならないかしら……と思っている。


 兄・夏生なつき。春海の八歳年上。夏生まれ。


 弟・冬弥とうや。中学生か小学生。冬生まれ。

 

 父。正月は親戚みんなと飲んで楽しみました。ごくフツーのサラリーマンです。


 こたつで食べるなら? (全員)「そりゃ、みかんでしょ!!」

 



ライさん


 誰? ちょっとも登場してないけど、名前だけ。

 『歌う君のすべてを』にちょこっとだけ出てくる。

 おそらく名前は雷太か雷蔵だと思われる。たぶんいかつい男。

 颯を可愛がっている別のバンドのリーダー。

 クリスマスのライブはこの人のとこが主催でした。

 今度メジャーデビューします、よろしく。

 こたつで食べるなら? あたりめとビールかな!





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