始まりと真実
初投稿です!!
暖かい目で読んでみてくださいm(*_ _)m
-あなたは、もしこの世界があとたった7日間で滅びるとしたら何をしますか?
家族と過ごす?愛する人と一緒にいる?やりたかった事を実行する?まぁ、人によって様々な考えや行動があるだろう
さて、この話はそんな滅亡しかない未来を希望に変えようとする3人と一体の冒険の物語である-
2XXX年
科学の概念が大幅に進化し、人々の文化も昔と比べて大幅に変化し
今では「科学文化」と呼ばれるほどに時代は変わっている
この俺"真田 幸斗"も科学人である
アニメやテレビの特番に出てくる"精霊"や"魔法"、"UMA"等
「非科学的存在」な物体、物事を全く信じていなかった
所詮は人の想像や空想、番組を面白くするために考えられたでっち上げに過ぎんのだ
そもそも全人類が魔法や精霊召喚など出来てしまったらこの世は荒れまくるだろうな
今ではまさか現段階でこんなことになるなんて思いもしなかった・・・・・・・・・
ここで数日前の話でも語ろう
01「始まりと真実」
9月1日
まだまだ夏の残暑も少し残る中、空も澄み渡り、紅葉の美しい季節になっていた
だが、6時にアラームをセットしていたのをすっかり忘れてて寝起きはかなり最悪だった
昨日まで夏休みだったからだらけきり、生活習慣の乱れが顕になっているのを感じた
「あぁ・・・そいえば今日からまた学校かぁ・・・だっるいなー」
ボサボサの髪をかきながら10分ほどかけてやっと起きた
現在俺は高校通いの一人暮らしだ
田舎から親の反対を押し切り、一年前にここに上京してきた
状況するほどやりたいことは特に決まっていなかったが
田舎で一生を過ごすなんてまっぴらゴメンだ
まぁ一年も経てば一人暮らしなんて慣れたもんだな
朝食は昨日のご飯の余り物を冷蔵庫から出してのんびりと食べ終わった
俺の通う高校は家から30分ほどで着く、余った時間はいつもスマホかゲームの時間に使ってる
「よっしゃ、そろそろ行くか、初日はのんびり行きてぇし」
登校準備を終わらせていたのであっという間に家を出た
歩いていると制服を着ている中学生が友達と話しながら登校しているのが見えた
俺の高校は制服ではなく私服有りの少し変わっている学校だ
だから高校に通う他の生徒の殆どが私服で、制服を着て登校してくる生徒の方が少なく珍しいもんだ
「あんな時代もあったなーそいえば」
何故か制服だけしさみてしみじみしてしまうようになっていた
歳をとったからなのか?なんてな(笑)
そんな事を考えながら電車で高校のある駅まで行き、あっという間に正門に付いてしまった
学校につくと他の生徒が門の前で賑わいを持ち、貼り紙の前に集まっていた
何故かこれも珍しく、色々な生徒との交流を深めるためなのか
春、秋の二回でクラス替えがある
「えっとぉ・・・俺の名前はぁっと」
自分の名前を探してると後ろからものすごい衝撃をくらった
「痛ったぁ、何なんだよぉ」
「幸っち!?ごめんごめん、久々に会えたもんだからついテンション上がっちまって」
後ろからボディタックルをかましてきたこいつ
そう、俺の小さい頃からの幼馴染にして親友"猿飛 祐介"である
親友でもありいい意味での悪友でもある
相談もお互い乗ったり受けたりし、考えを分かり合えるとってもいいやつだ
だが一つ欠点があるとすれば・・・少し強気な性格だ
年上だろうが容赦なく自分の意見をぶつけたり、時にはても出たりと・・・
まぁ、それも踏まえていい親友だ
「ところで幸っちは何組なの?」
「俺?俺は1組だけど?まだ他のメンツよく見てないから誰いるかわからんけど」
「1組!?やった、俺も1組なんだよ、いやークラス一緒になれて後半の学校がより楽しくなったわー」
「お、まじか、それなら俺も過ごしやすいわ」
昔からの付き合いの友達、それも親友と同じクラスになるのはものすごくやりやすい
友達が他にいないわけではないがな(汗)
「おーいー幸斗ー、祐介ー」
「おー、寧々ちゃんじゃーん、テンション高めだねー」
俺ら二人に手を振ってテンションやたら高いこいつは
これも俺の幼馴染の親友"霧隠 寧々(きりがくれ ねね)"である
とにかくテンションが昔から高く、男子に混じって遊ぶほどのわんぱく娘だ
ま、そういう性格も嫌いではないがな
「二人ともクラス表見た?」
「ん?あぁ見たよ、俺と祐介同じクラスだったわ」
「実は・・・私もなのー!!(笑)」
「「えっまじでか!!?」」
二人で話し合っていた訳では無いが同時に振り返り、クラス表を見るとたしかにそこに名前はあった
まさか幼馴染二人がこの後半のクラスに集まるとは何たる偶然だろうか
「じゃあまた変える時一緒だねー、家も皆ちけぇしー」
確かに祐介の言う通り、家がかなり近い
また帰りも楽しくなりそうだ
「じゃあとりあえず始業式終わってからまた三人でねー」
寧々はテンションの高いまま女友達の元へ疾走する
「あいつも忙しいな色々」
「まぁまぁ、寧々ちゃんぽくていいじゃんか」
「ふっ、確かにな」
とりあえず始業式に向かうことにした
長めの始業式が終わったあと、特にやることもなく学校が終わった
「幸っちー、帰ろうぜー」「幸斗ーそろそろ帰ろーう」
二人の声が同時に交差して聞こえた
「お前ら・・・仲良しか」
「皆仲良しだろー」
笑いながら答える
「全く・・・異常な程に合うんだから」
「幸っちだってそうだろー」
「お前らほどではねーよ」
「またまたー、昔は寧々ちゃんということも行動もほとんど一緒だったのに」
何故かニヤ顔でこちらに言ってきた
「ゆ、祐介//二人と一緒だって//」
こちらも何故か顔を赤くして祐介に焦りながら言ってきた
「??お前らやっぱ仲がいいんだな」
「「違うってば!!」」
やっぱり仲がいいと思う、なぜそこまで否定されるのかはわからなかった
ここで読者の方々に言っておこう
そう、私真田幸斗はわかりやすい程関係について鈍感なのである
ま、もう少々この歯がゆい感じに付き合ってくださいな
学校も終わり、三人で家の最寄り駅についた
「せっかくだし遊んでいこーぜー、今流行りのゲーセンの立体型ゲームやりに」
「おー、いいねいいねーさすが遊び人の祐介じゃーん」
「ま、、たまにはゲーセンによるのも悪くないな」
ゲームセンターも昔と比べてかなり進化した
立体的になったのはもちろん、体感型ゲームもすごく現実と同じ感覚のように遊べるようになっていた
同じ感覚でも怪我とかはしないようになっている。かなりの売りだ
「おら、おら、この、あー間違えたー・・・ここがムズイんだよなー」
「次私やるー」
「あ、そうだ、ちょっとそこのコンビに行ってくるわ、すぐ戻るから」
「ん?、おーいいよー、すぐ戻ってこいよー、知らないおじさんについてったらダメだかんなー」
「お前は俺の父親か!ガキでもあるまいし大丈夫だわ」
「ですよねー、てへぺろー(笑)」
「全く・・・じゃあちょっと行ってくる」
小腹が空いたから近くのコンビニで食べ物を買いに行く所だった
だが、ゲーセンを出たすぐの道路
俺はこの世のものとは思えないすごく小さな飛行物体と黒い塊のような生物?を目撃してしまった・・・
ここで終わりかよーってなるかも知れませんが
まだまだこれからですよー(笑)
むしろ始まってもいませんので今後の展開にご期待ください
一発目なのでまだ慣れませんが
どしどしコメントなど募集しておりますのでぜひ送って見てくださいm(*_ _)m