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SEX ANDROIDとぼくの100日間  作者: 指江 導一
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第6話「いつもと違う夜」

なんだかんだありすぎた一日の終わり。

嫌な汗をかきまくった花成はお風呂に入ろうとするが・・・?

挿絵(By みてみん)

「はー疲れた。汗かいたし、風呂入って寝よう。」


「そうですね。」


家に帰り何気なくつぶやいた一言と返ってきた答えに「ん?」となって花成はニレイを見た。




「ニレイって風呂はいるの?」


ニレイはいつも通りぼーっとしたような、ぽかんとしたような無機質すぎないが無表情な顔で花成を見た。


「ええ、きちんとお風呂に入って綺麗にしないと雑菌が繁殖しますから。」


「そ、そーか。じゃ、じゃあお先にどうぞ。」


「かしこまりました。それではお言葉に甘えて。」


そう言うと、ニレイは上着を脱いだ。


あまりに突然のことだったので花成のシャツが胸にひっかかったところで慌てて止めた。


「待て待て!洗面所で脱げよ!洗面所で!」


「え?ああ、失礼致しました。」


会ったときから思っていたことだが、ニレイはどうも天然のようだ。


というより羞恥心がまるでない。




「うーん、5000万円もするセ・・・アンドロイドなら逆にそういう羞恥心のオプションがあっても良いようなもんだけどな・・・。」


ニレイがお風呂に入り、シャワーの音が洗面所のドア越しに聞こえる中、花成はひとりつぶやいた。




しばらく経ってから、花成がテレビを見ているとなにやらペタペタと水分を含んだような聞き慣れた感じの音がした。


「花成。」


「んー、って、え??」


花成が後ろを振り返ると素っ裸のまま、髪の毛から胸から脚にいたるまで全身ずぶ濡れのニレイがいた。


「何してんだよ!床ビチャビチャじゃないかってそこじゃないか・・・。」


「花成。」


「何?ちゃんと体拭きなよ、てか隠せ!」


ボーッと見ていた花成は自分の腕で慌てて視界を覆った。


「タオルが無いのですが・・・。」


ニレイは大変申し訳無さそうに言った。


「タオル?あっ・・・」




先程同様してしまい、タオルを渡すのを完全に失念していた。


「分かった!タオルね!今持っていくから一旦風呂場に戻って!」


「かしこまりました。」


またしてもペタペタと歩いて風呂場に戻っていくニレイの綺麗な後姿を見ながらなるべく柔らかいバスタオルを選んだ。




洗面所のドアを開けて花成はタオルを置いた。


きちんと足ふきマットも設置した。


「じゃあ、ここに置いとくから!ごめんな。気づかなくて。」


「いえ、こちらこそ気づかず申し訳ございませんでした。」


そう言いながらニレイはドアを開け、またしても全裸で花成の前に立った。


「待て待て!俺が出てってから、出てきてくれればいいから!」


目を閉じたまま慌てて、ニレイの背中を押して風呂場に戻そうとした花成だったが、ぽよんと柔らかくも弾力のあるものがその手に触れた。




そして、ニレイは後ろ向きにバランスを崩した。


「あっ」


「あっ」


同時に花成はニレイを押し倒す格好になり、二人して風呂場に倒れ込んだ。




「むぐ・・・」


「大丈夫ですか?花成。」


柔らかく弾力のあるものを両手で掴みながら、顔を温かいものにつつまれている感覚があった。




「だいじょう・・・ぶ!?」


花成は今、自分が何をしているのかを急速に把握した。




花成の両手はかなり力強く、ニレイの柔らかく弾力のある胸部を握りしめていたし、顔はその豊満な胸の山脈の谷間へと潜り込んでいた




「うわわ!ごめん!わざとじゃなくて・・・!」


掴んでいたものを即座に話し、花成は顔を離れさせた。


「いえ、大丈夫です。お構いなく。」


あいも変わらずニレイは顔色ひとつ変えていない。




しかし、花成のほうは違った。


少し離れることで自分の置かれた状況やニレイの胸部がよくよく見えるようになり、真っ赤になって飛び離れた。




「あ!大丈夫か!ごめん、その、上に乗っかっちゃって!怪我してない?」


「はい。大丈夫です。私達アンドロイドは人間よりも遥かに強固な骨格をベースに持っていますから。チタン等を原料としたしなやかさと強靭さ、サビにくさを両立した特殊合金です。」


「え、ああ、そうか。無事で良かったよ。じゃあ、風邪引かないようにちゃんと拭いてからでるんだぞ!」


そう言って花成は走って洗面所を飛び出した。




なお、その後、ニレイが着る服を準備するのを忘れていたため、もうひと悶着あったが、花成の記憶からは抹消されている(と思い込もうとしている)。






「つ、疲れた・・・。」


自分自身も風呂に入り、ベッドをニレイに譲って床で寝ている花成はまたしても大きなため息をついた。




床にクッションを何個かひいているだけにも関わらず、疲れている花成はかなりのスピードで眠りに落ちた。

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