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命の声  作者: 小石川弥生
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Present For You 〜命〜

命ってなんだろう?そんな事を読んでくれた人が考えてくれたらと思います。もし 子供に なんで死んだらダメなの?なんで人を殺したらダメなの?と聞かれたら 私は 答えがみつからないです。

でも......私は

生きたい 死にたくない!って言うでしょう。 命の重みを感じて ほしい

命ってなんだろう?

頑張って生きてても 人は簡単に死んでしまうんだ。


あの日 あの事故が起きなければ こんなことも 一生......考えなかっただろう......

12月15日 今日は、祥くんの(主人)の給料日!恥ずかしながらウキウキしてた。

朝から突然 私の母が遊びに来てくれて、子供を連れていってくれた。

約束もしてないのに こんなラッキーな事があるんだと 今日は、祥くんと二人っきりでデートができると思うと 嬉しくて嬉しくて 一人で喜んでいました。

早く 帰ってこないかな。

祥くんを待つ間 頭の中で いろんなシチュエーションを巡らせ デートに着る服の準備を始めた。

何着ていこうかな......クローゼットを開いて ハンガーにかかった服を1枚1枚 鏡の前で 着せ替え人形のように 脱いだり着たりを30分くらい

やった結果 母から貰った モヘアのブルーの

ワンピースに決めた!

雲一つない青空のようなワンピース 顔がにやけながら 今日は こんな気分かなと満足してた。

そして寒いから 上着は白のカーディガン

よしよし 服は決まった!後は、メイクと髪型

鏡台の前に座って メイクを始めた。

目元に 紫のパール入りアイシャドウ 唇には ワインカラーのルージュを......

女の子って不思議だよね......メイクをすると

180度イメージが変わる。

仕上げは髪型 白のカーディガンに合わせて 白の

カチューシャをして完成!

バッチリ!後は、祥くんを待ってるだけ......


祥くんを待ってる間 二人が出会った時を思い出してた......

私が働いてた うどん屋さんに 友達と二人で食べに来て 友達の方が 声を掛けてきた。

「店が 終わったら 飲みにいかない?」

って その頃 私は家にいるのが嫌で 軽くOKしてた。でも、これがきっかけで 祥くんと付き合う事になったんだけどね。

その時 祥くんが21歳 私が16歳 5歳も年が離れてたけど 私を壊れものを扱うように 大切に愛してくれた。

そんな優しい祥くんに 心を開くようになりました。

祥くんには 本当の自分を 全部受け入れて もらえる事ができたらなと ずっと思っていて 不安でしたが 自分の過去に起きたこと 全部話ました。

祥くんは 優しく抱きしめてくれて 頭を撫でながら

「偉かったな......寂しかっただろう 俺がずっと側にいるから 寂しくなんかないよ。」

安心したのか 涙が溢れて 止まらなかった。

そんな私を 暖かい腕で ずっとずっと 抱きしめてくれました。

その温もりが 今でも 忘れられない......

祥くんの側に ずっといたい 祥くんを ずっと

愛したい......


そして 祥くん22歳 私17歳 12月14日

結婚しました。

この物語は ノンフィクションです。

読んで 頂き ありがとうございます。


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