勇者様の世界征服!
私は勇者!世界征服をしようとしている魔王を止めるのが私の役目!
「今日も元気に魔王を討伐するぞ〜!」
なんだかふわふわしていて、とってもいい気分!いいお天気だからかなぁ?
るんるんとしばらく歩き、魔王城に着く!
とても大きくて、重そうなドアをばーんっ!ってする!
「魔王〜!今日も倒しに来たよ〜!!」
魔王はいつも通り、玉座に座っている。そこまで間合いを詰める。
そして、右手に持った剣は手を振るように魔王に振りかざす。
『やめろ!』
魔王の声がどーんって響いたね、すごい声量.!
『こんなことしてなんになる..!?やめろ、今ならまだ間に合う...!』
「....」
汗びっしょりで、しかも泣いている。
「なんでかは分からないけど悪は成敗しちゃおうねっ☆」
どさり、と首を切り落とす。
魔王は倒しても毎日毎日復活して襲ってくるんだよね、どうしようかなぁ。
「あ、そうだ!なら私が世界の中心になればいいんだ!」
正義の味方の私が世界の中心になれば、きっと世界は平和になって魔王もいなくなるはず!
「よぉし!それなら〜」
今までの魔王が持ってたものを玉座に集めて〜、その上に私が座る!
「ヨシ!」
バタバタと人の走る音が聞こえる。
「丁度いいところに!村人さん!私は世界の中心なのです!」
玉座なんてどうでもいいや!村人さん怪我してないかなぁ?
「魔王は倒したよ!これで平和になる..ね」
あれ?村人さん、拳銃..?
え、血..あ、止まらない。
どうしよう、あれ?え、
「わたしは...まおうじゃ、ない、よ?」
脳みそが揺れる、段々と視界が高画質になっていく。
どうしよう、いたい。ずきずきする。
あれ。息って、どうやってするんだっけ。
そもそも、魔王って、私って。
だれ?
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昨日、連続殺人犯の女が確保からの死刑となりました。
女は生前、「魔王は倒した」などと言っており、何かしらの幻覚症状かと思われます。
次のニュースですーー
少しわかりにくいかもなので追加。
私ちゃんは薬中です。魔王ってのは大統領だったりとか、ハリウッドスターだったりとかの世界の重鎮です。
警備隊的なのはいなかったのかって?私ちゃんにとって魔王の周りにいる生き物はみんなモンスターです。モンスターは狩るものですよ。
村人さんは警察です。あっけなく心臓を撃ち抜かれて死にました。
死刑とか流していいのかって?世界の重鎮が死にまくってるんです、何も年もまともにうごいてるとこなんてほとんどありませんよ。




