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小島雑貨店

そうなると、(つぎ)小島雑貨店(こじまざっかてん)だ。ここの店番(みせばん)店主(てんしゅ)母親(ははおや)である老婆(ろうば)店番(みせばん)をやっている。

雑貨店(ざっかてん)とは()いてあるが、なぜか一番(いちばん)品数(しなかず)(おお)いのが()具類(ぐるい)だ。


この(へん)(かわ)(かこ)まれているので、()りをしたい住人(じゅうにん)はここで()()()っていくのだ。

基本的(きほんてき)にはDIYに必要(ひつよう)なものが()られているので金物店(かなものてん)(かぶ)っているような(かん)じだが、そこは(たが)いにジャンルが(かぶ)らないようにしているらしくお(みせ)ごとに()えるものは()まっている。閑話休題(かんわきゅうだい)


この雑貨店(ざっかてん)店番(みせばん)のおばあちゃんは、最近(さいきん)(すこ)しボケているらしく、また、(みみ)(とお)いので、(はなし)をするのが(むずか)しいとシマオが忠告(ちゅうこく)をした。


が、空気(くうき)()まないのが特技(とくぎ)玲也(れいや)はズカズカと(みせ)(はい)()み、店番(みせばん)のおばあちゃんに(はな)しかけるのだった。夏休(なつやす)みの自由研究(じゆうけんきゅう)(はなし)から、”しま”がつく地名(ちめい)について()いたはずなのだが、彼女(かのじょ)返答(へんとう)はこうであった。


そうかい、おばあちゃんが子供(こども)のころはねぇ、この季節(きせつ)にはトウモロコシ(ばたけ)()って、よく(なま)のトウモロコシを()べたもんだよ、それでね、ときどきねぇ、アメリカの飛行機(ひこうき)()んでくるもんだから、そら()た!()げろー!ってね、それで・・・・・・・


これを2(じゅん)()かされ、すわ3巡目(じゅんめ)(はい)るのか!?というところでシマオが「おばあちゃん!ごめん、もう(いえ)(かえ)らないといけない時間(じかん)なんだ!」と()って二人(ふたり)(ふく)(すそ)(つか)んで()ていくのだった。


(たす)かったぜシマオ!」とフジショーがシマオに感謝(かんしゃ)し、玲也(れいや)2人(ふたり)に「ごめん」と(あやま)ってしょぼくれるのであった。


シマオは「(ぼく)もここのおばあちゃんと(はな)すのは(ひさ)しぶりだけど、まさかこんな(ふう)になっているとは(おも)わなかった、これが”老人(ろうじん)ボケ”というものか」と、大人(おとな)から(はなし)()いて(あさ)()ってはいたものの、実際(じっさい)認知症(にんちしょう)(この時代(じだい)は”老人(ろうじん)ボケ”や”()ほう(しょう)”と()っていた)になった老人(ろうじん)との会話(かいわ)”がどんな(かん)じになるのかは()らなかったことを吐露(とろ)した。


3人(さんにん)は、失意(しつい)のうちに(となり)島田金物店(しまだかなものてん)(のぞ)むのであった。

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