↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
53/88

郷土資料

チャッピーの校正


※補足

* 重複部分は整理済み

* 「話かけた」→「話しかけた」修正

* 読みが揺れる可能性のある語(例:一瞥)は一般的読みに統一 ←?


チャッピーの誤読

”一回り大きい”のルビを《いっかい》《おお》にしてくれたwww

(にん)図書館(としょかん)(はい)ると、シマオはカウンターで受付(うけつけ)をしている係員(かかりいん)のところに()()ぐに()く。「すみません、この(まち)歴史(れきし)がわかる資料(しりょう)があるのはどこですか?」そう()かれた女性係員(じょせいかかりいん)(すこ)(おどろ)いたような(かお)をしながら「郷土資料(きょうどしりょう)入口(いりぐち)から(はい)って左手奥(ひだりておく)(ほう)ですよ、その区画(くかく)その他(そのた)歴史(れきし)資料(しりょう)もありますし、新聞(しんぶん)色々(いろいろ)あるけど、、、(むずか)しい漢字(かんじ)(おお)いから()むのは(むずか)しいかもしれないわね」と()げた。シマオは「年月日(ねんがっぴ)でメモしてから大人(おとな)()きます」と優等生(ゆうとうせい)回答(かいとう)をしてから「ありがとうございます」と感謝(かんしゃ)()べて()るが、2(にん)もそれに()した。


天井(てんじょう)から()るされている区画標識(くかくひょうしき)には“郷土資料(きょうどしりょう)”と()かれていたが、ルビが()られているわけではないので”普通(ふつう)の”小学2年生(しょうがくにねんせい)には表示内容(ひょうじないよう)がわからない。ただ、「入口(いりぐち)から(はい)って左手奥(ひだりておく)」という受付(うけつけ)案内(あんない)どおりに(すす)んでいくと、通路(つうろ)()()たりに新聞(しんぶん)ラックが(なら)んでいる場所(ばしょ)があった。建物(たてもの)壁沿(かべぞ)いの本棚(ほんだな)入口側(いりぐちがわ)から(ふる)(じゅん)になっているらしく、(たな)所々(ところどころ)縦軸(たてじく)年号(ねんごう)西暦表記(せいれきひょうき)見出(みだ)しがついていたので、時系列(じけいれつ)はわかりやすかった。


シマオは「宝田村(たからだむら)」と(つぶや)きながら本棚(ほんだな)検索(けんさく)していき、玲也(れいや)絵本(えほん)コーナーにしか()ったことがなかったので(めずら)しがっていたが、すぐに()きてシマオが検索(けんさく)している様子(ようす)(なが)めていた。フジショーも玲也(れいや)同様(どうよう)(めずら)しがっていたが、やはり途中(とちゅう)からシマオ・ウォッチングに移行(いこう)(はじ)めた。その(とき)、フジショーはふと(なに)かに()づいて()(かえ)った。


(かれ)視線(しせん)(さき)には事務員風(じむいんふう)()()ちの中年男性(ちゅうねんだんせい)がいた。フジショーはその男性(だんせい)がなぜ自分(じぶん)たちを()ているのかわからなかったが、司書(ししょ)としては(おさな)子供(こども)(ふる)資料(しりょう)などにいたずらしたり汚損(おそん)したりしないか、()()ではなかったのだ。それについてはフジショーも大人(おとな)になってから()づくことになるだろう。だが、この(とき)はなぜこっちを()ているのかはわからなかったので玲也(れいや)にヒソヒソ(ごえ)(はな)しかけた、「なあ、おい、()づいたか?さっきからあのおっさんが俺達(おれたち)のことを()てるぜ」「へぇ、図書館(としょかん)(ひと)でしょ?」と()って玲也(れいや)はちらっとその男性(だんせい)一瞥(いちべつ)するが、すぐに興味(きょうみ)(うしな)って手書(てが)きのように()える文書(ぶんしょ)()()ばすのだった。


玲也(れいや)()()ばしたのは()しくも明治時代(めいじじだい)()かれた”田島村由来記(たじまむらゆらいき)”だった。初稿(しょこう)明治7年(めいじしちねん)とは(おも)えないほど(あたら)しい(かみ)でできている(ほん)だったが、原本(げんぽん)郷土資料館(きょうどしりょうかん)(ほう)保存(ほぞん)されており、図書館(としょかん)にあるのは現代出版技術げんだいしゅっぱんぎじゅつによって(つく)られた複製(ふくせい)なのだ。複製(ふくせい)とはいえ特注(とくちゅう)なので非常(ひじょう)高価(こうか)であることに()わりはなく、汚損(おそん)されてはたまらないと司書(ししょ)である中年男性(ちゅうねんだんせい)(おも)わず()どもたちに近寄(ちかよ)ってしまった。


気配(けはい)(かん)()ったフジショーが()()くと、()()ばせば(とど)距離(きょり)までその中年男性(ちゅうねんだんせい)(せま)っていたので、(おも)わず「うわっ!」と(さけ)んだ。それには司書(ししょ)(おどろ)いたようで、司書(ししょ)も「うわっ!」と(さけ)んでしまい、何事(なにごと)かと(ほか)職員(しょくいん)までがその通路(つうろ)()てしまった。天井(てんじょう)につけられた蛍光灯(けいこうとう)通路(つうろ)位置関係(いちかんけい)(わる)いために薄暗(うすぐら)くなっている通路(つうろ)でのニアミスは結構(けっこう)心臓(しんぞう)(わる)いものがある。二人(ふたり)(さけ)(ごえ)(われ)(かえ)ったシマオと玲也(れいや)まで「うわ!」と(さけ)んでしまい、その()混乱(こんらん)(はじ)めたのだった。


自分じぶんよりも一回いっかいおおきな体格たいかくのフジショーが司書ししょ中年男性ちゅうねんだんせい相手あいて玲也れいやたてにするかのように移動いどうしたので、そのことに玲也れいやはムッとしながらも「おおきなこえすなよ、びっくりしたじゃん」と抗議こうぎしたが、司書ししょ中年男性ちゅうねんだんせいが「あ、いやぁ、おどろかせてゴメンね、こんなところでボクたちみたいな年齢ねんれいでわかるのかなっておもってね」とつくろうようにった。


子供こどもたちを相手あいてに『おまえたちに汚損おそんされたらこまるから様子ようすた』と正直しょうじきわないところがかれいところだが、ときすでにおそく、さけごえいた司書ししょたちが現場げんばあつまってきてしまった。わか男性職員だんせいしょくいんが「どうしました?」とかれらの反対側はんたいがわからちかづいてきたので3さんにんどもたちはうしなった状態じょうたいになったが、べつうしろめたいことをしているわけではないからげなくてもよいのにもかかわらず、フジショーはわるびれてごしになっていた。


だが、玲也れいやは「あの、これ、なにいてあるかわかりますか?」と中年男性ちゅうねんだんせいかって不躾ぶしつけ質問しつもんをした。それにたいして、中年男性ちゅうねんだんせいは「これの内容ないようってどうするんだい?」とかえすが、玲也れいや一切いっさいわるびれる様子ようすもなく「おれ・・・ボクたち、このまち歴史れきし調しらべてるんです」とかえした。それを補足ほそくするようにシマオが「夏休なつやすみの自由課題じゆうかだいです」とくわえると、中年男性ちゅうねんだんせいおどろきの表情ひょうじょうで「そうだったのか、、、いや〜、たまにいたずらしたりする子供こどもがいるから」と、おもわず本音ほんねらしてしまい、いつのにかそばにていたわか男性職員だんせいしょくいんから「ちょっと!主任しゅにん!!」ととがめられてしまった。どうやらこの中年男性ちゅうねんだんせい主任司書しゅにんししょらしいが、そんなことは玲也れいやたちのあずかりるところではなかった。


「な、なんだ、そんなことなら最初さいしょからこえをかけてくれればよかったのに」とバツがわるそうにわけする主任司書しゅにんししょと、それをながらホッと一息ひといきついて安堵あんどみをかべるわか男性司書だんせいししょであった。どうも主任司書しゅにんししょ子供こどもあつかいがわからないようで、わか男性司書だんせいししょが「それなら、むらちについての一通ひととおりの資料しりょうあつめて、読書どくしょコーナーのほうおしえてあげればいいじゃないですか?」と提案ていあんすると、主任しゅにんは「あ、そうだね、流石さすがだね、葉山はやまくん」とたすぶね感謝かんしゃしたのだった。

長文過ぎてチャッピーが処理落ちしたので、2階に分けてルビ振り依頼を出す。


①この章、だいぶ“雰囲気出てきてる”ね。

続きもそのまま同じ精度でいけるので、投げてくれれば処理する。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。