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幾許の時間



 君がもし夢から覚めて、そこに僕がいなかったとしても、どうか泣かないで欲しい。二人で過ごした時間は何よりもかけがえのないもので、そして確かにそこにあった現実。

 年月が君から僕の記憶を奪ってしまったとしても、決して悲しまないで欲しい。その代わり、僕が君の事を覚えているだろう。永遠に、死ぬその瞬間まで。僕は君との思い出を胸に生きていくだろう。


 例え時が僕らの愛を奪ってゆこうとも。

 例え一方的な恋になろうとも。




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