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詠唱魔法と犠牲

俺は魔法職ではないが魔術師達が凄まじい量の魔力を練り上げているのを感じた。


「死ぬ気で足止めしなさいよね」

ティータにそう言われた俺とハイデはお互いを見るとラージキメラに向かって突撃した。


「今はとにかく"上級魔法"とやらが頼みの綱だな」とハイデが言う


「あぁ、詠唱が終わる前に片付けてやろうぜ!」

それに俺たちは2人だけではない、周りにも他の近接職と思われるプレイヤーが数名後に続いてくれた。


「ハイデ!弓で援護してくれ!抜剣十文字!!!」

俺は得意技で攻撃しようと腰に手を伸ばした…がなんと剣が無くなっていた。

「なっ?!」

丸腰でラージキメラの前に飛び出してしまった俺は死を覚悟した。

「スライト!」

ハイデが俺の前に飛び出した


ハイデはラージキメラの鋭く巨大な爪に貫かれてしまった、確認するまでもなく即死だった。


「ハイデ…ハイデェェェェ…」

俺は声にならない声をあげて泣いた。

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