ラッキースケベ再び
ハルトは固有のムッツリスキル発動。
監視がないのを良いことに、凜の御立派なマウントフジをまなこに焼き付けるように凝視した。
あまりにも後光が差しているぐらい眩しすぎて、大袈裟に目を細める動作をする。
しかし世の中は因果応報、悪い事は出来ないようになっている。
『これ以上視姦したら、ハルちゃんの恥ずかしい秘密を世界一斉配信の刑。ライフオアデス?』
「ハルトアイズ、シャットダウンに移行!」
『よろしい』
どうしてスクリーンに食いついてるのに、己の所業が分かったのか疑問に思ったが、しかしそんなことより、ハルトは凜の超人的な勘の鋭さに戦慄を覚えた。
(しかも、恥ずかしい出来事多すぎて、一つに特定出来ないよ。一体どれなんだろうか?)
色々とやらかすのなら若いうちというが、思い当たる節が多すぎるのも考えもの。
『ハルちゃん、時間頂戴。これからスキル吟味してリストアップするから』
「ありがとう。凄く助かる」
目を開けると、「あれ?」何故か凜は着替え中。
JKを脱皮して下着姿に。
グリーンカラーにレースが映えていた。
特に目を見張る程の見事な人類の夢が、性能が悪いのか拘束しきれずゆさゆさと踊る。
その様子を繁殖期少年の脳内ハードデスクは無意識に書き込むも、想定外な破壊力にキャパオーバー。
牛の映像と入れ替わって思い出に登録されてしまう。
『誰が開けて良いと言ったんだこの糞虫がぁぁぁ! このファッキン野郎!』
『サー・マム!!』
何故か海兵隊式新兵訓練風になっていた。
勿論、お約束の敬礼も忘れない。
数分後、
『――――――異世界を配信しようよ!』
ラフな格好へ変身後、開口一番に思わぬ提案が提示される。
Tシャツとパンスト姿に惑わされながら、「…………出たよ、動画配信ジャンキー」ハルトは凜の爛々な表情を見て呆れながら嘆息。
凜の思想は『全ての情報は皆にも知る権利がある』だ。
それがこの好奇心の塊を動画配信へ駆り立てる全て。
考古学者顔負けの探求心は未知なる物に、もう脳内容量一杯まで異世界動画配信プロジェクトを構築していた様子だ。




