2巻:秋空に舞ぃ逝く厄
‐季節は秋…
神社に緑の巫女っぽぃのがやってきて、神社を明け渡せ的な事を言い放ち、去ってったので、喧嘩を買ってあげる事にした。
「そんな、粗いあらすじだったっけ?」
「いいのよ、魔理沙」
「この異変、一番癪に障るんだから」
お芋の香り漂う神様を退けるまでは、お芋の香りが漂っていたのだが…
「なぁ霊夢…何か…」
「嫌な雰囲気…」
「…と言うか」
「お酒臭いわね」
‐「あらあら、また来たの?」
「ついさっきまで、エンディングで、散々お酒呑み散らしていたつもりだったのに…」
「即、Lunaticで再入山とは…Hardを終えて調子こぃてるのかしら?」
杏色っぽいリボンに覆われた様な服に、人形のような容姿。
そんな神様が緩めにクルクル回りながら姿を現す。
服だけでなく、何か顔も赤っぽくなっている。
「うわッ 酒臭ッ!」
「うふふふ…」
「Lunaticを甘くみてると ウプッ… 厄ぃ厄ぃ目に ウッ!‥ なるわ?」
「いま"私"のスペカを受けると云ぅ事が何を意味するか…」
「かく ゥ…覚悟は出来てるんでしょうね?」
「うふふふふふ 」
「魔理沙…私、凄く厄い予感がするわ」
「私もだぜ」
「こいつの言ってる意味は、分からないけどな」
「さっきの芋の匂いした神様が、正直芋と言うより、芋焼酎のお湯割りっぽい匂いさせていたのと、関係があるのかも…」
「始まるぜ。霊夢!」
「あなた達が悪いの!」
「アナタノヤクヲサカセテアゲルゥゥ〜〜♪」
くる‥クルクル‥
クルクルクルクル…
グルグルグルルル
ゥ ゥプ
ゥぇ ぁ‥
ゥう ぅ ぁ
ぁ‥ぁかん‥‥
やっぱ‥コレ‥
これ、やるわ‥
‐グルグルグル…
ワタシ厄るわ、これ
悲運「大鐘婆の火-Lunatic-」
ゥゥヴッ!
ヲロロロロオォぉ〜
ペカー!
悲運「大鐘婆の火-PHANTASM-」
キラ キラ キラ
「うわッ ぎゃぁぁ!!!」
「!!!? さ 最悪だわ!!」
四方に舞い散る、ファンタズム!
鼻腔から意識を襲わんと、引き連られ来る厄。
そして弾幕。
秋の空に展開される、"春の厄"
「うわッ うわわわッ」
キラ キラ キラ
ベシャッ「ひッ‥ィ」
ふわぁ(厄)ぁ〜ん‥
「魔理…!」
フッ(失)・・‥…
ドガガガガガガッ!!!
ピチュゥゥゥーン
……ボチャーンッ
[魔理沙ファンの皆様、ゴメンナサイ]
「ま り さぁーー!!」
「う うふふふ…ゥ‥」
「あなたは、良く避け切ったわね」
「あんた…よくも魔理沙を…」
「あなたも、もっと際どくグレイズすればヨイのよ♪」
「冗談じゃない!!」
「も‥もう私も限界が近いみたいだから、最後のはタイム短めで逝くわ」
「ちょ‥」
「ちょっと待って!」
「ダメよッ」
「待てないッ!」
‐ナニかが、もう一刻の猶予もナイのッ‐
創符「流刑人形-PHANTASM-」
ヒュッヒュヒュ
ヒュヒュヒュンッッ
「ひぃぃィィーー」
キラッ キラキラッ!
「絶ッ対、避ケ切ル!」
ASM-」:00 カチッ!
「ヴッッ!!!」
ヒュゥゥゥ‥…ン
‥…ボチャーンッ
[雛ファンの皆様、ゴメンナサイ]
「はぁ‥はぁ‥」
「さ‥3秒も保たなかったみたいね‥」
「助かっ ゥゥ‥ン…
ぴチャ(髪)♪
『 ぅッ!』
[霊夢ファ『3秒ルールッッ!』
ザッックッ
すぱーーーん!!!
"パスウェイジョンニードル!!"
サラサラサラ‥‥…
「・・・・」
「ふっ…PHANTASMな季節には、このくらぃ髪が短くなった方が良いの」
‐PHANTASMな季節
春うらら→夏日和へ
‐犬走な季節
冬へ。
「・・・・」
切ったんだから…
掛かってナイわよ。
「・・・・」
切ったから掛かってナイ切ったから掛かってない切ったから掛かってナイ切ったから掛かってない切ったから掛かってナイ切ったから掛かってない
「切ったから!」
「掛かってないッ!!」
「はいっ!何か忘れてる気もするケド、先へ進むわ!」
‐河童の住まぅ川‐
‐大将棋盤‐
「うわッ!!」
「もみじッ 椛ぃ!」
「川がッ 川がッ」
「川がエラい事にッ」
『うわぁ 本当だ!』
『ヴッ や‥厄ぅっ』
『にとり‥もらいそぉ』
「椛ぃぃぃ」
『少し‥落ち着いた』
「椛には、特に酷すぎるか」
「兎に角、本当にPHANTASMもらう前に、空へ避難よ」
『うん…』
『‥あっ‥川に‥‥』
「あ‥‥」
「‥‥魔理沙だ」
『‥‥雛だ』
当短編集は基本こんな感じなのがメインっぽいでーすよー♪
にじファン時にも言ってましたが、どうか見捨てないでくださいませ。