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なんかグダッた・・・

超展開あり、ご都合主義あり



「あぁ・・・こりゃ風邪引いたわね、頭痛いしふらふらしてるし寒気するし」


いきなりで悪いけど今回は他の娘に任すわ、でないとその内ぶっ倒れる。

私は布団に潜り込んでずっと寝とくから。





ーーーーー





皆さんこんにちは、炬茉です。

巫女がダウンしたので代わりに今回は私が主人公です、「ねーよw」とか思った方は腹筋一万回でもしといてください。

ところで私は誰に話してるんでしょうか、一応誰かに話す感じでやれと言われたからやってますが・・・

まぁ良いか、考えても分からない事は考えなくても。


「炬茉お姉さん、お客さんだよ」

「分かりました、多分依頼でしょう」





ーーーーー





「という事で、娘の人形を買った翌日から妙な現象が多くて・・・」

「具体的にはどのような事が起こってるか教えて頂けますか?」

「はい、壁を叩くような音が響いたり誰もいない部屋から笑い声が聞こえたり・・・他には娘が誰かと喋ったりしてるんです、もちろん友達も誰もいないんです」

「ラップ現象だけなら霊が通る際に悪戯した、で済むんですが・・・分かりました、一度伺ってみます」

「では早速・・・」


急いでますね、気持ちは分かりますがもう少し落ち着いてください。

正直危ない人に見えますから、少女の手を握って早足に歩くとかもう・・・


「とりあえず私一人ではなんかあったときに困るので他に一人連れて行きますね」





ーーーーー





「ここが私の家です、何か分かりますか?」

「酷いわね、悪霊と浮遊霊がうじゃうじゃしてるわ」


フランさんを連れてきて正解かも知れませんね、ズバズバ遠慮せず言いますから。

さて、中に入って調べましょうか・・・


「正に悪霊の家って感じね、空気悪いし怨念とかも感じられるし・・・家ごと焼き払っても意味はなさそうね」

「まずそういう危ない思考をやめなさい、そしてこの依頼を受けた事を後悔しそうです」


周りからも弱い霊気が感じるのに奥から物凄く強い霊気を感じるし、いったい何がここまで強くしたのか。

まぁとりあえず、女の子が持っている人形を調べてみましょうか。


「という訳で、悪いですが人形を見せてくれませんか?」

「はい、娘が寝てる間に持って来ました。少し罪悪感がありますが」


普通に女の子が好む人形ですね、人の形をした物には霊が移りやすいっていうし一応焼き祓ってみますか。

お気に入りとか聞いてますが、そういった思い入れのあるものに入られると厄介なのでさっさと燃やしちゃいましょう。





ーーーーー





「・・・・周りの本や紙は灰になったのに人形だけはそのまま、最悪な展開ですね」

「既に入ってる訳ね、面倒臭いことになったわねぇ・・・」

「どういう事ですか?」

「この人形には既に悪霊か何かが入り込んでる可能性が高いという事です、清めるか清水を振り掛けて経を唱えてから焼却するのが今出来る事です」

「では・・・」


そんなさっさとしてくれみたいな顔しなくてもやりますよ、一応仕事ですから。

でも挙げた二つ以外でやりますよ、私達は妖に近い存在なので他にもやり方はありますし。


「あの、なぜ銃なんか出してるんですか?」

「これに霊力を込めて人形ごとぶち抜きます、心配しなくても人体には影響はありませんので」


では、狙いを心臓部に定めて・・・一発殺りますよぉ!!





ーーーーー





「ふぅ」

「やりきった顔してるけど、人形は蜂の巣だからね?」

「大丈夫です、ただの除霊ですから」

「これでもう出ないんですね、ありがとうございます」

「では、私達はこれで・・・」


さっさと帰って寝ましょう、疲れました・・・

フランさん連れて来たけどあまり意味がなかったですね、まぁ少しは役にたちましたからよしとしますか





「・・・・よくやるわね、巫女がいなけりゃ事が運ぶと思った? 残念ながら、浄霊の準備は出来てるのよ」

「よくあの重症から復活しましたね」


全くよ、まさか悪霊使うとはね・・・

皆さんこんばんは、復活の紅月さんよ。

あの後病院行って身体に以上がない事が分かったからコリネちゃんに頼んで診てもらったわ、そしたら悪霊が憑いてたから取っ払ったら見事に復活。

良くできたシナリオよホント・・・


「仕事の経験が少ないあの子達だから出来る事よね、もし私なんかが行けば確実に浄霊するから」

「おやおや、バレてましたか。せっかくインチキ巫女と呼ばれるように仕組んだのに、これでは全て台無しですよ」


クズね、自分のところに客が来ないから他人の仕事を邪魔する。

そしてあわよくばそのままインチキというレッテルを貼って客の信頼を失わさせる、最悪なやつね。


「あんたにピッタリな最後があるわ」

「私もありますよ、貴女にピッタリな最後が」

「行きなさい、貴女を束縛してた男はアイツよ」

ー返して・・・私の娘を、返してー


未練を残した悲しき霊を束縛した罪、その身を持って償いなさい。

自らの欲の為だけに人妖を利用した罪もついでに償いなさい・・・


ー私の娘はどこ・・・登美子・・・ー

「鉄、娘さんが逝った場所を教えてあげなさい」

「はい・・・・貴女の娘はこちらにいますよ」

ーあぁ・・・登美子・・・ー


・・・安らかに眠りなさい、あの世で本物の登美子ちゃんに会うのよ。

全く・・・あの娘達にも困ったものよ、まずどんな内容か聞いて怪しくないか考えなさいってよく言ってたのに。

それにしても、まさか鉄が幻覚や幻術に長けてるとは知らなかったわ・・・だけどあの夢見せたらまた女体化させて犯す。

もう女の子ままでいたくなるぐらい犯す、咲夜ちゃんが男だったらとか思うぐらい女の子の快楽を教え込む。


「であれはどうするんですか?」

「幻覚見せときなさい、とびっきりのを」

「では、猿夢を」


最高な性格してるわね、生きながら苦しむ恐怖を味わせるだけ味わせて殺すって・・・


「それじゃ帰るわよ、あの二人はお仕置きね」

「ところで自分が来た意味はあったんでしょうか」

「娘さんの幻影を使って浄霊するなんて方法はあんたがいなけりゃ出来ないのよ、これでも少しは信用してんだから」

「・・・クスッ、咲夜さん達の前では言わないのに」

「うっさいわね、無駄口叩いてるとおいてくわよ」


人が珍しく素直になってみたら冷やかすなんて、後でお仕置きしてやろうかしら。

まぁ良いわ、今日は見逃しといてあげましょ。

鉄がいなきゃ出来なかった事だしね

さぁ、さっさと鉄を放って帰るわよ。


「だから少し待ってくださいよ!」

「早くしないと今夜は寝かすわよ~」

はい、少し補足を

どうして紅月さんは依頼人がはめようとしてるか分かったのか

簡単に言うと、依頼人があのあと来ました

内容は、近くで娘を探す声が毎晩聞こえるというものです

んで鉄を連れて行ったら見事、炬茉達が人形に取りついた霊を退治中

そして更には依頼人らしき人物がいるが家は空き家、娘などいるはずがなかったから怪しいと思った訳です


本編で説明しろ?低文力になりまっせ旦那方、さて次は鉄が幻術使える云々について

さだっちさんが教えてくれました、以上

はい最後、除霊と浄霊の違い

簡単に説明しますと・・・

除霊→無理矢理あの世へ還す方法

浄霊→癒し自らの意思で還させる方法

自己解釈が交じってますがだいたいこうです

後はWikipediaを見てください



紅月「今夜は寝かすの意味?あれは、毎晩イチャコラしてるからよ。リア充乙」

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