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詩集

作者: しのぶ

*****


雲を離れし月のごと

世を照らすとは言わねども

この闇路より抜け出して

我が道をこそ照らしたや


雲を離れし月のごと

世を照らすとは言わねども

かがり火もなく月もなき

我が()の闇を照らしたや


無明の内を歩みつつ

迷いつきたる宿りにて

求めるものは灯火と

冥土の旅の道の糧


雲を離れし月のごと

空行く鳥のごとくにて

この世の道を離れなば

その後もまたつき行かん


己の内に灯火を

己の内に島を成し

行く()の海の船旅を

暗礁を避け辿りたや

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