表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/29

(二)-10

 松ヶ浦法子は監査のために三人の部下を引き連れて川居警察署にやってきていた。署内の会議室を借り受けて、経理書類や、銃器管理台帳、車両整備台帳や各種の報告書などを次々と確認していった。

 監査は一日では終わらず、三日かかった。事前に作成していた監査項目に従い、部下に担当を割り振って作業をさせた。法子自身は各種の報告書に目を通していった。

 比寄組が表立って関与する事件は多くはなかった。特にここ一年間分については事件に巻き込まれる例はあっても、傷害事件や恐喝などの事件を起こす側になる案件は一件もなかった。暴対法の効果もあるのだろうが、それ以上にこの組は統制がとれているようであった。


(続く)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ