表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/29

(二)-9

 県警の今和泉先輩から漏れたか? いやそれはないはずだ。証拠なども一切残していないはずだ。

 だから法子のその言葉は恐らく冗談半分の当てずっぽうのはずだ。

「実はさ、署内でもつかめていないんだよ。組の人間に聞いても誰も知らないって話だ。定期的に電話が来るらしいんだけど、それもつかめていない。署内では番頭が組長だろうと、結論づけているよ」

 そう告げると、法子は少し落ち込んだように見えた。正義の話を信じたようだった。良かった。

 しかし、監査が入るかもしれない。その点については、署に戻った後に課長に報告しなくてはならないだろう。


(続く)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ