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25歳のとある夜

作者: 私欲
掲載日:2020/05/02


僕は酒を飲まない

なぜかって?僕には愛する妻がいるからだ

20で結婚して5年間。ずっと僕を支えてくれた妻には感謝しかない

妻のためにお酒の勢いで何かするわけにもいかないし長生きがしたい

だから僕は酒を飲まない

僕の職業は医者だ

この目で何人もの急性アルコール中毒患者を見て来たしそのせいで亡くなる人やその悲しむ家族

お酒の勢いでDVをしてしまう人やそう言う家族のせいで人生を崩壊させられてしまった人を何人も見て来た

お酒を飲んでも自制できる力があれば問題ないと言う人もいるがそれができていないからこうなる

それにそもそも人間は生まれた時はみんなお酒なんかなくても生きていけるのにお酒に頼らないと生きていけない人間は劣等種以外の何者でもないのだ

僕の父親は40で急性アルコール中毒で死んだ

父はとてもお酒を飲む人だった。毎日飲んでいたし休みの日は朝から飲んでいた

そんな父を母はとても叱っていた。毎日怒鳴り声が響いていた

お酒は人にとって悪でしかない。

長生きがしたければ酒を飲まないのが一番だ。

酒を飲まなければ長生きできるのだ。父のように早死にしたくない。

その時遠くから声が聞こえた


「・・・・おい!危ないぞ!」

その瞬間僕の意識は途絶えた

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― 新着の感想 ―
[良い点] ブラックユーモアと言いますか、ジョークと言いますか、面白いです。 似たような内容の「お酒」のほうが、短い分、展開が早くて好きです。 [気になる点] 20で結婚して5年で25歳。若い! 学…
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