山岳讃歌
観よ、視よ、見よ、彼方に佇むその雄壮さを。
雄々しくも、壮麗で、麗しき、その様を。
その頂に冠する、白銀の美しさは、どの宝石すらも霞み
背後に架かる7色の円環は、その神聖さに、筆舌にする事も
憚られ、いかなる才能を持ってしても、全て表すこと能わず
我々は、唯々眺め、記憶に留めることしか許されない。
如何に技術が発達しようとも、如何に才能が優れていても
我等は、全てを表すことはできないのだ。
為ればこそ、唯ひたすらに、観よ、視よ、見よ
敬い、畏れ、讃えよ、そこにある山々を
其は、遥かな過去から在り続けた大いなる存在
我等は、現世にて共に歩むこと等出来ぬ、仮初めの客人
だからこそ、歌い、讃えん、彼の山々を
稚拙な文章ですが、よければ一読ください