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首無しライダーとオカルト学園  作者: 亜莉守
永久の月夜編
31/83

第二十八問


レフェル様・LAN武様 感想ありがとうございます。


永久の月夜自体はラストだったり


一応色々とばれたら世界が大騒ぎになったであろう戦いを戦い抜き、二人は帰って来た。

ただし、ルシェの話によると夜はしばらくの間続くそうだ。

そんなわけで我が家に帰って来た二人が見たものは?


「ただいまー」

「お、お帰りー」


もう完全に伸びきった玲汰とまだなで繰り回す芹香とコーヒーを入れている龍星の姿だった。


「・・・・なにやってたんや?」

「「「玲汰((君))もふってた」」」

「明奈ぁっ(泣)」


明奈の姿を見止めた玲汰が走り寄って来た。途中で人型に変身して明菜に泣き付く。


「ちょ、なんか玲汰が涙目なんだけど?!」

「どんだけ撫で繰り回してたんやろう?」


本日も百鬼荘は平和なり


                       ◎


こちらは魔界

とある場所に看板に時計の絵が描かれた家の扉を鍵斗が叩く。


「あれ?おらんなぁ」

「ここは何処?」

「ん?ここは次元の守り人の作業場や」

「作業場?」

「あいつ、時計の修理屋もやっておってな。その工房っちゅー訳や」

「へぇ」


なので看板が時計なのである。

そんな三人に声がかかった。


「あれ?カギト?」

「お、そんなとこにおったの・・・・・か?」


そこにいたのは時計屋と・・・・


「兄ちゃん?!」

「明也?!」

「神谷先輩?!」

「お・・・・名前なんだ?」


若干おなじみになりつつある面々だった。


「へぇ、次元の守り人って時計屋さんのことだったんですね」

「あはは、そんな大層なことはやってないんだけどなぁ」

「・・・・俺の時計をオリハルコン並みに強化した奴が何を言うか」(ぼそっ

「オリハルコン?伝説の金属じゃ・・・・・」

「え、オリハルコン?普通に採れるよ」

「「えー・・・・」」


ゲームとかでは物凄くとるのも難しいし、さすがにそこまで軽く言われるのは夢が壊れるような・・・


「ただし、採りに行くのがめちゃくちゃ大変だけど」

「「よかったー」」


ちょっと安心するゲーム好きの人たち


「あのヒステリッキーな女王に会いに行かなくちゃいけないなんて嫌だ」

「そんな理由かよ!」


流石に辰也のツッコミが入った。


「んで?次元の守り人、何しに来たんや?」

「あ、セラさんの家のあいつ直しに行かなくちゃ!」

「あいつ?」


まるで知人のようないいぶりだ。


「だいぶ寿命がねー、でも直せば使えるし」

「時計か?」

「うん、まぁ修理のし甲斐があるってもんだよ」


ニコリと笑う時計屋は本当に楽しそうな顔をしている。

あ、と面白いことを思いついたかのように辰也が笑って言った。


「俺も一緒に行っていいか?」

「えー・・・まあ、いいよ」

「やりぃっ」

「僕もいいかな」

「どうぞ」

「時計屋! 俺らもええか?」

「・・・もうヤケだ! 全員来やがれっ!!」

「「「「おーっ!」」」」


                        ◎


所変わって件の屋敷の庭

恢と瀬里奈が仰向けになっていた。

あの後、深紅にあっさりと破られてしまっていたのだ。


「・・・・あっさりやられたわね」

「だな」


二人はただ空を見上げる。そこには昨日の朝からずっと変わっていない夜空が広がっていた。


「自分は結構強いって思ってたんだけど世界にはまだまだ強い奴がいるのね」

「おう」


瀬里奈の言葉に同意する、実力の差が大きすぎだと感じた恢。


「決めた、もっと強くなる」

「俺もそう思った。二人で頑張るか、相棒」

「ええ」


二人はこつんと拳をぶつけ合った。

そんな二人を応援するかのように流れ星が流れたのだった。




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