〜性悪少年〜
こんな社会になったのは、ヒーローのせいだ。
この世界の⌜ヒーロー ⌟とは特別な力、異能力を持ち
人々を助ける人のことをいう。
今の時代、脚光を浴びる人間はほとんどがヒーローである。嫌な話だ
昔はアスリート、歌手、アイドル、タレントなど様々な人たちが自分の良さを活かし、人々を魅了していたそうだ。俺も魅了された一人である。
まだ無垢な子供だったころ、面倒を見てくれていた
じぃさんに昔のビデオを見せてもらった。
それは男性アイドルが歌っているという、なんともないものだった。だが、俺には自分たちの魅力を
人々に振り撒いているような彼らに、憧れを抱いた。
それなのに、ヒーローとかいう奴らがでてきて
そういう職は限りなく人気が減ったそうだ。
アスリートなんかも、異能力を使える者が増えると 記録なんかもめちゃくちゃに。100メートルだって3秒とかで走る人も出てきたそうだ。
人はそれぞれ自分の才能を開花させ、センスを磨く。
でも、それは異能力を持つ者には敵わない。
俺は人より有名になりたかったんだ。
自分がいたことで社会に影響を与えるような人になりたかった、、、
そうだ、ヒーローに仕返しをしよう!
それで有名になろう!
ヒーローとかいう奴らの中で
俺が1番強くなってな!!!
ヒーローに屈辱を与え、ヒーローのイメージを悪くしてやるぜ!!!
こんな子供みたいな反抗をして、
いつか1番“かっこいい“ヒーローになるかもしれない
16歳の少年、性悪なヒーローの話




