表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゼロの軌跡(白の系譜)  作者: リィズ・ブランディシュカ
第7章 Aの魔導書

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

59/82

第10話 魔導書が仲間



 次の日。

 

 一生懸命お祈りして待っていたおかげかな。

 皆ちゃんと帰って来てくれた。


 さすがに怪我はしていたみたいだけど、それでもすぐに治るような軽い怪我ですんだみたい。


 でも、中間が増えるのは予想外だったかな。


 ドンキーが魔導書を見せて、私とエリーシアに紹介してくれた。


 適合者っていう人が、このギルドにいたから有効活用する事にしたんだって。


 魔導書は稀に主人を決める事があって、その主人じゃないと魔導書を扱う事ができないみたい。


 それで、ギルドメンバーの中のルニィが主人に選ばれたから、これからはこのギルドでAの魔導書を管理するんだって。


 ルニィは私より後に入ってきた新人だけど、すごく強くて才能があるから。


 それも当然なのかな。


 それで、肝心の魔導書の効果だけど、残念ながら願いをかなえるようなものじゃなかったみたい。


 魔法がちょっと強くなるくらいのものなんだって。


 がっかりしたけど、ちょっとほっとしちゃった。


 だって、願いをかなえてくれるものって、便利だけとちょっと怖い。


 昔話とかで、そういう便利なもので破滅してしまった人とか聞いて事があるからかな。


 だけど、その魔導書が喋れるのは驚いた。


 パソコンみたいな感じなのかな。


 計算とかが得意だから、ギルドのお金の流れを管理する事になったみたい。


「ドンキー、枕にこれだけのお金を使ってはいけませんよ」

「すみません」

「ルニィ。訓練用の木剣の消耗が激しいです。もう少し丁寧に扱ってください」

「ごめん」

「マルク、胃薬の飲み過ぎは帰って、体によくありませんし、経済的ではないでしょう」

「肝に銘じます」

「アラン、もう少し修練をすべきです。スケジュールを調節しなさい。あと、隠れて調味料を購入しないでください」

「ぐ、分かってる」

「他の方も無駄使いしてはいけませんよ。今月の予定を立てたのでこれにそって行動すれば、二十パーセントは無駄を省けるはずですから」


 なんだかとっても、縁の下の力持ちになってしまった。


 ギルドではその日から無駄遣いが減って、ちょっとだけ貯金が増える事になった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ