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01.だってお腹の虫には勝てなかったの・・・

薄暗い森の中に聳え立つ断崖。

その壁面から滲み出る水によって小さな(せせらぎ)が作られ、木漏れ日が差し込む穏やかな場所。

平和で穏やかに見えるこの場所の静寂はしばらく前から破られていた。


「んー、んーんー」


声にならない声を上げているティアナは、突然現れた数匹のスライムによって命を脅かされていた。


(い、息が…)


緑色の半透明なスライムがまとわりつき、口内にも入り込んで呼吸(いき)すらままならない。


(息が・・・、いきができない。このままだと死んじゃう。誰か・・・、だれかたすけて・・・

ああっ、神さま)

(うーん、やっぱり簡単で報酬が良い依頼はないですね。)


冒険者組合(ギルド)の依頼掲示板を見ながらため息をつく。


――くぅぅ~――


静かなギルドホールに、ティアナのお腹のかわいい抗議が響いた。

それほど大きな音ではないが、ティアナの耳にはまるで協会の鐘の音のように大きく聞こえる。

「満足いく食事をしていない!」という抗議に思わず顔を赤らめ、誰か気づいた人はいないか周囲を見渡す。

きっと大半の冒険者は夜遅くまで仲間と飲んでいたのだろう。

ギルドホールに人は少なく、気付いた者はいないみたいだ。


(…おなか、へった)


気づけば、仲間と笑い合うことや食べすぎて苦しいみたいな感覚は思い出せなくなっていた。


(こんなはずじゃなかったのに…)


もっと違う”何か”を探して、エルフの里を出て冒険者になったけど、この頃はその日の食事を確保するだけで終わっている気がする。

エルフの里を飛び出した頃の自分が今の自分を見たら、どう思うだろう。

思い描いていた冒険者の姿とはかけ離れた現実に、ティアナは唇を噛みしめた。

探していた”何か”はまだ見つかってない。


もう一度掲示板を見ながら街のそばの少しでも条件の良い薬草採取の依頼がないか確認する。

前に一緒に薬草採集や魔獣討伐をしてた仲間(PT)は人間関係が悪くなって解散してしまった。

一人では森の奥の薬草採取には行けないから、街のそばで薬草を採って暮らしているけど、簡単な分報酬が少ない。


(今日、どうしよう…)


掲示板を見ながら考えていると前の前のPT(集団)で一緒だったエレーヌに声をかけられた。


「ティアナ、おはー」

「あ、エレーヌ、おはよ~」


エレーヌが今いるPT(集団)は支援魔法職だけを募集してたから、別々になってしまった。

それでも何かと心配してくれる彼女に、ティアナは無条件の信頼を寄せている

彼女は人族で私より全然若いけど私より背が高く、しっかりしてて、世話焼きのお姉さんだ。

白を基調にした服に魔法支援の杖を持っていて、味方の攻撃力を上げたり、敵の移動速度や防御力を落としたりといった支援・回復系が専門の魔法使い。


私はエルフ族で攻撃系魔法を主に使う魔法使い職だけど、どうしても威力が足りなくて、戦場では頼りないのが現実だ。

戦闘には向いていないので目立たないように暗めのマントを羽織って、とがった耳と目立つ金色の髪を隠すためにフードを被って少しでも魔法の威力を高める為に大きな魔法支援の杖を持っている。

森の住人エルフといわれるだけに森の中の薬草については詳しい。

いつもは魔獣退治のPTについて行って珍しい薬草採取をしてた。

薬草採取の依頼は季節での数の増減はあっても必ず需要があるし、魔獣退治のついでに採取に付き合ってもらって護衛料として報酬からいくらか渡してたからお互いにメリットあったと思うんだけど…


「どうかしたの?景気悪そうな顔して」


エレーヌの声が明るく響くが、最近の冒険が順調と言えないティアナには少し眩しく感じる。

どう答えたらいいのか、言葉を探しながら、依頼掲示板を見つめる。


「んー、今日どうしようかなーって。なかなかいいのが見つからなくて」


ぼんやりとした声で返事をしながらも、依頼掲示板を見つめる。


「入ってたPTまた解散しちゃったんだっけ?」

「…うん」

「PTで仲良くしてた人とかいないの?」

「あんまりいない」


何かと声を掛けてくれた人はいたけど、何かが違う気がしてあまり仲良くできなかった。

最初は親切な人だなと思うけれど、時間が経つにつれ、彼らの親切さが私を操ろうとしているように感じてしまう…


「相変わらず男の人に言い寄られてるの?」

「ん。ホントに困っちゃう」

「いっそ誰かと付き合えばそういうのはなくなるんじゃない?」

「そういうのは、今はまだちょっと…」

「そっかー」


PTを組んで一緒に色々とやっているとフード脱ぐ時もある。

その瞬間から、男の人の私に対する視線が変わって世話を焼いてきたり声かけてくる。

大体なんで人族の男って30年も生きてない赤ん坊みたいな歳で私に声かけてくるんだろ?

いくら若いとはいえ、エルフのわたしの方がたぶん10倍くらい生きてるし、確か人族ってバッタや蝶みたいに短命で100年も生きないって聞いたけど。


「うちのPTに誘ってあげられるといいんだけど、

うちもメンバーを増やす余裕無いし、そんなに魔獣ばっかり現れないし…

…ごめんね」

「「はぁ」」


二人でため息をつきながら一緒に依頼掲示板をみて依頼を吟味している。


「なんかいいのある?」

「うーん、ちょっと遠いから検討かな」


(遠方の依頼を検討してるのかしら?)


エレーヌの目が遠方の依頼にとどまっているように見える。

遠方での討伐依頼は、無駄足にならないように相手の強さを見極めるための下調べや準備が欠かせない。

行って失敗すると大打撃だし、時間もかかるから報酬額で割に合うか持ち帰って話し合うんだろうな。

私の場合はPTにくっついて行くだけなのであまりその辺は詳しくない。


「じゃ、私は仲間のとこ行くけど、ホントに困ったときは相談しなさいよ」

「うんうん。だいじょうぶ」


エレーヌに心配をかけないようあまり根拠はなくても大丈夫と答えてしまう。

エレーヌはホントに心配そうな顔をしていたけど、何件かの依頼を控えて帰っていった。


(大丈夫とは言ったけど…)


冒険者組合(ギルド)は魔獣退治や危険が伴う依頼だけじゃなくて日常的な草刈りや農作物の収穫手伝いみたいな仕事も斡旋している。

その日で終わる軽作業の手伝いとかの依頼を受ける手もあるし、まだ持ち金も贅沢しなければ2,3日分の食事ができるくらいは残っている。


いい依頼が見つからず、普段はあまり目を向けない高難易度の依頼が貼られている掲示板に、自然と視線が向かう。

高難易度の依頼に「私ができる物はないだろうな」と思いながら見ていると緊急の薬草採取の依頼が目に留まる。

複数の薬草のうち、ほとんどは森の奥で普通に採れるものだが、1種類だけ珍しい薬草の指定がある。


(あれ?この依頼…

生える場所がかなり限られて見つけにくい薬草だ。

高難易度なのはそのせいかな?)


高難易度だけにかなり依頼料が高い。それにまだ誰も受けてなかった。


(本当に緊急なら、もっと高額で早い者勝ちの指定が付けられるはず…

薬草が見つけにくいからこんなに高いの?

それとも別の理由がある?

誰も請けないから緊急で高難易度にしたのかな?)


見つけにくい薬草と言っても採取の手間自体は他と大きく変わらない。


(森の奥の薬草…

採りに行ってみようかな…

でもソロで森の奥だと、何かあった時どうにもならないし…

やっぱり止めといたほうがいいかなぁ…)


これまでソロで森の奥に行ったことがないから、決断をためらってしまう。


――くぅぅ~――


迷ってるとティアナのお腹の音が再び響いた。

まるで「採りに行け」と言っているようだ。


「…行ってみよう」


前に森の奥行ったときも魔獣は出てこなかったし、このままじゃ倒れちゃう。

冒険者組合(ギルド)の受付のお姉さんに案件を請けることを伝える。


「あの54番の薬草採取を請けたいんですけど…」

「わかりました。誰と一緒に行きます?その方も登録が必要です」

「一人でやります」

「だいじょうぶ?」


受付のお姉さんは依頼の詳細までは把握していないが、その報酬の高さに少し心配そうな表情を見せた。

ティアナは微笑んで答える。


「あ、はい。大丈夫です、すぐに戻りますから」

「では登録しておきますね」


今までの経験から、ティアナは自分が少しでも不安な表情を見せると、受付のお姉さんが親切心から引き止めてくることを知っていたので、全然問題なさそうに答える。

これで予定日まではこの依頼が他の冒険者に取られる心配がない独占扱いになる。

短い間ではあるが、その間は他の冒険者がこの依頼を取る心配がないため、不必要に焦る必要はない。

万が一、依頼期限が過ぎたり、全ての薬草が見つからないときでも、採ってきた薬草はそれなりの値段で売れるはずだ。

「頑張らないと」とティアナはつい見えないところで小さく拳を握りしめた。


今日の晩御飯はお腹いっぱい食べられるといいなぁ。

エレーヌに会えたら一緒に食べてもいいし……

帰ってきたら、何を食べよう……


ギルドで森の中に入るのに不足している物資を買って、前にPTで森に入ったのと同じルートで森に入り、

目的の薬草の生えてそうな森の奥を目指して進んでいく。

鳥のさえずりや葉擦れの音が聞こえる。

入ってすぐは陽の光も差し、踏み分けられた道以外は腰くらいまでの草が茂っていたが、ある程度進んでいくと高い木が頭上を覆って日差しが遮られ、昼前なのに少しづつ薄暗く肌寒くなってきて、草もほとんど生えなくなってくる。

草が生えてないことで道がだんだんと判らなくなっていき、周りを見ても同じような景色だけになってきた。

迷わず帰るための目印の布を時々高い木の枝に結び付けながら進む。


独特の湿った土の香りが漂い、足元は積もった枯葉で地面が覆われて滑りやすく、一歩一歩気を付けて歩いていく。


ここまで森の奥にソロで来たのは初めてだから、背後から何か出てきそうですごく怖い。


「前のPTで狩りに来た時は結局何も出てこなくて3日くらい探索続いたこともあったし、

きっと大丈夫…」


そうは思いながらも用心しながら所々で薬草を探して採取し、依頼書に記載された数種の薬草の採取を問題なく順調に終える。


(あとは気難しいあの薬草を採れば終わりだ)


問題の薬草はもっと湿ったところに生えている。

今まで被っていたフードをはずし、エルフ特有のとがった耳を立てて周りの音に集中するとかなり離れたところに水の滴る音がする。

音を頼りに慎重に歩いて行くとそれまでの背の高い木が少なくなって、びっしりと苔むした大きな岩がいくつも転がっている。

その向こうには見上げるくらいの崖が立ち上がり、陽が射している岩肌の所々にシダや背の低い草が生えている場所が広がっていた。

岩肌から滲み出る水が落ちて小さな(せせらぎ)を作っている。


「そうそう、こんな感じ!」


探している薬草の生えてそうな場所だ。

断崖に生えているシダをかき分けながらしばらく探すと若草のような薄緑色の丸い葉を持つ小さな植物を見つけた。


「あった…!」


依頼された薬草だ。

1本見つけるとその近くのシダやコケが生えている中に隠れるように何本も同じ薬草が生えている。

喜びながらどれを採取するかに気を取られていると後ろの茂みから小さな音が聞こえてきた。


ーーガサガサーー


心臓が一瞬止まりそうになる中、錆びついた機械のようにゆっくりと振り向く。

少し離れた草の根元に手のひらに乗るくらいの小さなスライムがいた。

目があるかは判らないが、目が合ったように感じ、お互いにピクリとも動かず固まっている。


「えーっと…」


先に硬直状態から回復したティアナは咄嗟に傍らに立てかけていた杖を構えて、スライムに効く火系攻撃魔法の詠唱を済ませ発動するか悩んでいた。

使える魔法の威力が弱いといっても小さなスライムくらい魔法一撃で無力化できる。

ただ、明確に敵意を向けられてもない相手に先に手を出すのはちょっと気が引けた。

相手がオオカミとかの敵意剥きだしの相手なら、殺さ(やら)ないと殺さ(やら)れるという危機感があるので躊躇し(ためらわ)ないが、目の前にいるのは何もしてない小さなスライムだ。

それにギルドの講習ではスライムは自分から襲ってくることは少ないと言っていたし…


(あの小さなスライムを魔法で焼き殺すのは簡単だけど、なんか弱い者いじめしてる気もするし、

下手に騒ぐと他の魔物が寄ってくるかもしれない。)

(もしそうなったらソロでここにいる私に対応できると思えないし、このままどこかに行ってくれないかなぁ…)


後ろはせり立つ崖で逃げ場がないこともあって、瞬時に様々な考えが頭を駆け巡る。

目の前のスライムはこっちの悩みを知ってか知らずか、ゆっくりと後退して茂みの奥へと姿を消していった。


「ふぅ、本当にびっくりした…

あっちもびっくりしたのかしら?」


気を取り直してまた杖を崖に立てかけ、しゃがんで薬草の採取を行う。

同じような場所に生えているため、少しずつ移動しながら慎重に薬草を選び、数本を抜いて保管箱へ入れていると、突然、背中に何かが落ちてきて前に倒れそうになる。


「え?なに?」


衝撃の具合から落ちてきた柔らかい何かを確かめようと、立ち上がり首をめぐらすと少しだけ落ちてきた物が見えた。

緑色の半透明な不定形の物体。


(スライム…!)


それはさっきの小さなスライムとは違い、はるかに大きなものだ。

スライムはまるで生きた液体のように光を反射しながら、じわじわと形を変え、ティアナの背中を這い上がり始めた。

身体の一部を伸ばして彼女の首筋にしがみつき、襟首から体の前方へと潜り込もうとする。


「ああっ、そんな、ダメっ!入ってこないで…!」


ティアナは必死にスライムを引き剥がそうとするが、そのぬるぬるとした体は滑り、なかなか掴めない。焦りと恐怖が増す中、視界の端に他のスライムが現れたのが映る。

新たに現れたスライムは肌を露出している足や腕にまとわりつき始めている。


「い、いゃ、いやー

んー、んーんー」


ティアナの叫びは、首筋にしがみついていたスライムによって途切れた。

最初に上から落ちてきたスライムが首筋から口内に入り込み、その粘液が舌に絡みついて、呼吸(いき)すらままならない。

それに息を吸うとスライムがそのまま肺にまで入り込むのではないかという恐怖が、さらに彼女を追い詰めていた。

ティアナは恐怖に震えながら必死に呼吸を抑える。

口からスライムを引き抜こうとするのに腕に全く力が入らないうえにぬるぬるしたスライムは掴んでも滑ってしまう。


(い、息が…)


徐々に体がいうことを利かなくなってきている。

抵抗が弱くなったティアナの身体を別のスライムが、ゆっくりと全身舐めるように這い回る。

ぬるぬるとした感触が気持ち悪く、体温や体液、生命力も吸い取っているような感覚に震えた。


(息が…、いきができない。このままだと死んじゃう。誰か…、だれかたすけて…)


酸素不足で意識が薄れていく中、絶望感と後悔だけが彼女の心を覆い尽くしていく。


(やっぱりソロじゃなくて誰かと来ればよかった)


目に涙が浮かび景色がにじんでいる。

そのにじんでいる景色の中、こちらに向かって歩いて来る凶悪そうな男の姿が見える。

男はどう見ても好意で人を助けるようには見えないうえ、顔は怒っているのか憮然とした雰囲気があり、友好的とは程遠い感じだ。

しかもただ歩いているだけなのに近づいてくる速度が異常に速い。


(え、なに、何でこっちに近づいてくるの?)


近づくに従い男の姿が細かく見えるようになってきた。

浅黒く日焼けした上半身は裸に近く、太さが私の腰回りくらいありそうなたくましい腕には爪痕のような深い傷が走り、頬にも大きい傷があって、無数の傷跡のある肩当を付けている。

これといって武器は持ってないように見えないが、森の中で出会ったら命の危機を感じて、誰だって躊躇(ためらい)なく逃げると思う。

まだ前のPTで討伐した人食いクマの方がかわいい。


さっきまでスライムによる絶望と後悔、息苦しさで埋め尽くされていた頭の中が、男への本能的な恐怖の方が大きくて恐怖と疑問でいっぱいになる。


何の警戒も慌てることもなく近づいてきた男は腰から下げていた小さな短剣を抜くと私に貼りついていたスライムを私から剥がし(まばた)きをする間もなく、短剣でスライムの核を破壊し無力化していく。

何匹かのスライムが無力化されていくのを見ていると、『助かるかも』という安堵からほんの少しの間、意識が遠のき気を失いそうになった。

すると男は倒れそうになる私を片腕で抱き支え、短剣をしまった後の手でスライムを口から引き出していき、引き出したスライムの核を素手で握りつぶしていく。


「はぁ、はぁ、はぁ、けほっ、けほっ」

(息が、息ができる!!)


自分の体重を完全に彼に預けている状態で、肺の中に何度も大きく息を吸い込み、彼を見てみる。

顔の下半分がひげで覆われた恐怖の対象は、鋭い目つきで私を見ながら思ったより低く太く、落ち着いたトーンで思いがけない言葉を口にした。


「大丈夫か?」

スライム:森の浅いところに出る種類は体液を舐めたり、

     服を溶かしたりする程度で生命に危険は(あまり)ないが、

     ソロでスライムと戦い、毒や麻痺で動けなくなったあとに

     他の獣に襲われたり、呼吸器官を覆われたりして死ぬことがある。

     雑魚モンスターっぽいが魔法使いの天敵でもある。

      (体に貼りつかれたら攻撃魔法は使えない(自分もダメージ受ける))


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