引き裂かれた私と彼の、、、この後の展開はどうなったのか?
“引き裂かれた私と彼の、、、この後の展開はどうなったのか?”
私は一目惚れをした彼と一緒になりたいと親に彼を紹介する。
でも彼は、家もなく無職で毎日公園で体を洗い、フラフラしながら、
ホームレス生活をしている男性だったの!
勿論! “私の親は、私と彼が付き合う事を猛反対したわ!”
誰にも私達の関係を理解されないこと1年!
彼はとうとう私と住んでいたワンルームマンションを出て行った。
毎日、私の部屋でゴロゴロして仕事も探さず何もしようとしない彼。
お昼を過ぎた頃になると? 私が彼に作ったお弁当と水筒を持って
近くの公園のベンチで優雅にお昼ご飯。
たまによく会う、犬を散歩している男性と少しだけお喋りしてから
またトボトボと家にかえってゴロゴロして、そのうち疲れてウトウト眠り
私が仕事から家に帰って来るのが毎日のローテーション。
・・・でも? 彼が言うには、“少しスリルが欲しいとか。”
ホームレス生活の時は、よく中学生や高校の男子数人に追いかけられたり
何もしてないのに、彼に殴りかかって来る酔っぱらいのオッサンとか。
彼は彼なりにホームレス生活を楽しんでいたのだろう。
何より彼が誰よりも慕っている、“オヤジ殿”という男性が居るらしい。
そのオヤジ殿から彼はホームレス生活の神髄を教えてもらったんだと自慢げに
何度も私に話していたモノだ!
・・・そして、とうとう恐れていたこの日がやって来た!
『“衣杜羽、俺と少しの間、別れてくれないか?”』
『えぇ!? なんで急に、またホームレス生活に戻る気?』
『今の生活も悪くなんだけど、やっぱり俺にはホームレス生活の方が
合ってる気がするんだ! でも決して俺は衣杜羽の事が嫌いになった
訳じゃないから、別れるという選択は俺にはないよ、だから少しだけ
待っててくれないかな?』
『・・・どれぐらい待てばいいのよ?』
『“最低でも1年かな。”』
『えぇ!? 1年も? ホームレス生活にまた1年も戻る気?
絶対におかしいよ、1日の間違いでしょ?』
『“久々にオヤジ殿とも深い話もしたいしさ、頼むよ! 許してくれよ。”』
『“・・・わ、分かった、でもちゃんと私の所に戻って来るって約束して!”』
『“あぁ、勿論! 約束だ!”』
『・・・じゃあ、本当は嫌だけど、許してあげる。』
『ありがとう、必ずまたココに戻って来るから!』
『うん、約束だよ。』
『あぁ!』
彼はこうして、“1年間限定でホームレス生活にまた戻る事に......。”
最初のうちは、私と連絡を頻繁にしていたがそのうち連絡が途切れ途切れに
その後は、ピタッと彼とは連絡が取れなくなってしまった。
私は心配で心配で彼に会いに、彼がお世話になっているオヤジ殿が建てた
ビニールシートの家に何度も何度も足を運んだのだが、、、。
彼はここにはもう居ないとオヤジ殿は私に一点張りで、、、!
“それじゃ彼は一体!? 今何処に居るのか?”
それすら、オヤジ殿は私に何も教えてくれなかったのだ!
*
その頃彼は、何故か沖縄に......。
そう彼は、1年限定のホームレス生活の中でそこで知り合った女性に
連れられて沖縄に移り住んでいたのだ!
まさか? 私がどんなに探しても見つかる訳がない!
しかも? 知り合った女性の家に彼が転がり込んで同棲生活をスタート
させていたのもびっくりだ。
【ドンドン】
『あぁ~綾か? なんか忘れ物でもしたの?』
『なんでこんなところに居るのよ?』
『・・・えぇ!? どうしてココがわかったんだよ衣杜羽、』
『“オヤジ殿が全部私に話してくれたわ!”』
『・・・オ、オヤジ殿、なんで喋んだよ、』
『どういう事か、ちゃんと私に説明して!』
『まさか? 沖縄まで俺を追いかけて来るとはな、』
『早く帰る準備して、今日中に一緒に帰るわよ!』
『待てよ、まだ綾に何も話してないし、』
『じゃあ、今話せば、、、?』
『・・・ど、どうやって?』
『“動画よ!”』
『・・・あぁ、そっか!』
『じゃあ、撮るわよ。』
『あぁ!』
・・・彼はこうして沖縄の女性に自分の動画を残して私と一緒に
私のワンルームマンションに帰る事に。
彼とは、なんやかんやあったけど?
やっぱり私は彼の事が好きで、彼以外の男性は考えられない!
放浪癖はたまに発動するが、その時は私が彼を探せばいい話だ!
今でも私と彼は仲が良いし、彼は毎日私の部屋でゴロゴロしている。
私の作ったお弁当と水筒を持って、近所にある公園のベンチで、
一人日向ぼっこをしながらご飯を食べるそうだ!
その後は、“少し遠回りをしながら、ゆっくり散歩をして彼は私の家に
帰って来る。”
これからも私の目が届く所なら、彼には好きな事をしてくれていたら
私はそれでいいと思っているのよ!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




