第4話【再会】
みなさまいかがお過ごしですか
私は暑くて死にそうです
またぼちぼちやっていくのでよろしくお願いします
ジルバ帝国に向かう正人たちは今洞窟で100体のゴブリンと戦っていた
なぜかというと時間は少し戻り迷宮を出て約二日ぐらい経った時豪雨により洞窟でいくルートにした
そこでライがトラップに引っ掛かり今の状況になっている
「なんでこうなったのかな」
「仕方ないじゃん見えないよ普通!」
ライとハクが喧嘩している
そしてゴブリンと戦っているのは俺とヒョウだけだ
それから何事もなくゴブリンの群を蹴散らしジルバ帝国についた
そこはアヒガルと違ってとても治安が悪そうだった
とにかく冒険者にならないといけないから冒険者ギルドに入った
「いらっしゃいませ」
その声の人は兎のような耳がついている女の人だった
「新規登録したいんですが」
「わかりました必要事項を書き終えたら座ってお待ちください」
そうして座っていると5人の体格のいい男が向かってくる
「おいお前新人だろ俺はここらの縄張りのリーダーでよ
痛い思いしたくなかったら女おいて消えろ」
リーダー格の男がそう言った
なぜだろう今まではとても怖かったのに今はすごく落ち着いている
俺は無言で立ち上がり無言でそいつを殴った
なんでだろう軽く殴ったのに4メートルは吹っ飛んでいる
これがLv75の力かと思っていると
「覚えてろよ」
といかにも雑魚がいうセリフを言い捨てて逃げて行った
「完成しました」
さっきの獣人の女の人が話しかけていた
「ここで説明します
ギルドはDランクから始まり一つ上のクエストまで受けることが可能なのです」
そしてCランクのファイヤービートルというモンスターを10体倒せというクエストを受けた
ジルバ帝国を出て少しの森にとてつもなく大きいカブトムシがいた
しかも火まで吹くカブトムシがかっこよくて捕まえようとしたら全員が反対した
かたっ端から駆除してきた
ギルドにはツノだけでいいそうなので全て丁寧におって持って行った
「これは何個あるんですか?」
「全部で40個ぐらいですね」
というと後ろの方からザワザワと何か言われている
後から聞くとこのクエストで最大20個ぐらいしか持ってきていないそうでした
一気にランクがBランクになりました
宿で一息ついて明日何しようかなと悩んでいるとふと変な噂が流れていた
アヒガルで勇者たちが死にかけたという噂が
心の中ではいじめていた奴らが死にかけて嬉しい気持ちと
子雀と水樹たちが心配という気持ちでグチャグチャだった
そして明日に向けて眠りについた
Aランクではドラゴンなどの強いモンスターと戦えるらしい
なので今日はドラゴン退治にした
だがとても弱かったどういうことだろう
それは簡単だったライとヒョウが強かった
改めて精霊は強いのだと理解した
今回ジルバ帝国でやることが終わったので一回アヒガルに戻って
姫様にこれからのことを伝えたいと思ったので戻ることにした
そうして約3カ月ぶりにアヒガルに戻った
王城に向かおうとしたら衛兵に止められそうになった
「ただいま戻りました」
明らかに大臣たちが嫌な顔をした
「よく戻りました大臣からお亡くなりになったと聞いていましたが」
「これからはどうするんですか?」
「各地を回ろうと思う」
「そうですか頑張って下さい」
なぜか少し残念な顔をされた
姫様に伝えて冒険者ギルドに行ったら
よく知った奴がいた
「何やってるんだ赤羽?」
「なんか井達の声がするな?」
「でも死んだはずだし」
「勝手に殺すな」
ギルドのテーブルにバンという音とともに叩いた
なぜかシーンとなった
「おう久しぶり」
「そうじゃない助けて」
そしてギルドの応接室に連れられた
「それでどうしたんだ助けてなんて」
「実は天月たちが迷宮で魔人に襲われたんだよ僕だけ逃してもたったんだよ」
「で何、依頼として受けるんだったらいいぞ」
「まてまて受けるにしてもAランクだぞ」
「なんだ俺はAランクだぞ」
「なんだよいつのまに」
「じゃ今からいくぞ」
「少し寄り道していくぞ」
宿でライとヒョウたちを連れて迷宮に潜った
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立花水樹視点
正人先輩がいなくなって三カ月
みんな「あんなクソ野郎がいなくてよかった」
と言ってあざ笑らっていた
何度か私に告白してきたが全て断った
だって私は先輩のことが好きだから
そしてその日が来た
私たちはいつものように迷宮に潜った
今日はダン教官と一緒に新しい層に行った
「そこの皆さんこっちに来て下さい」
「どうしましたか?」
明らかにおかしいここに来てから魔物にあっていないしかもこの部屋に魔物の血だらけなんだもの
「あなたが天月くんですね」
「どうして僕の名前を?」
「当たり前よ私の名前は悪魔のゴードン」
「なんで悪魔ってまさか魔人」
「バレたか【バインド】」
「なんだ」
「おいおい弱すぎだろ」
そして意識が飛んだ
「天月くんはスカウトの続きとして残りは縛りつけとくか」
「みんな逃げろこいつはただの人殺しだ」
「うるさいこいつみたいになりたいか」
そこには両腕と両足を斬られた教官がいた
「教官大丈夫ですかお前!!!!」
「うるさいな腕の一本はいいよな」
隣にいたミノタウロスが斧を振りかぶっていたところを子雀が守った
それを見て怒った魔人は
「そいつから殺しなと言って子雀に向かいさせ斧を振りかぶそうだった」
どうしようまた仲間を失うのかな
絶対に嫌だ
そう思っていたときには体が動いていた
「水樹ちゃん何してるの?!」
もう終わりねと思って目をつぶっていたら大きな音とこんな声が聞こえた
「これでおあいこな」
目を開けるとそこには死んだはずの正人先輩がいた
くれぐれもお体には気をつけて下さい