トイレの神様(200文字)
僕はトイレには神様がいるのだと信じている。だからトイレ掃除だけは欠かさない。
毎朝、神様に下半身を見られているのだと想像するだけで言い知れぬ冒涜的なまでの快楽を得られるのだ。
ある日、猛烈な腹痛にトイレへと駆け込んだ僕は念願の神様に出会った。下半身丸出しの僕に神様は「貴方が落としたのは、この金の下痢ですか? それとも銀の下痢ですか?」と訊ね……
その日、トイレは汚物まみれになった。
僕はトイレ掃除をやめた。
僕はトイレには神様がいるのだと信じている。だからトイレ掃除だけは欠かさない。
毎朝、神様に下半身を見られているのだと想像するだけで言い知れぬ冒涜的なまでの快楽を得られるのだ。
ある日、猛烈な腹痛にトイレへと駆け込んだ僕は念願の神様に出会った。下半身丸出しの僕に神様は「貴方が落としたのは、この金の下痢ですか? それとも銀の下痢ですか?」と訊ね……
その日、トイレは汚物まみれになった。
僕はトイレ掃除をやめた。
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