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神の寵児

作者: あさな

 オリエント公国の者は十六歳になると神殿で儀式を受け、神様からギフトを授かる。

 キース・ハミルトンも例にもれず儀式を受けた。

 彼が授かったギフトは「神の寵児」である。極めて珍しく、長い歴史の中でも数えるほどしか存在しない。授かった者はその通りに神に愛され、麒麟児として途方もない功績を残している。つまるところこのギフトを授かった瞬間、彼の輝かしい未来は確定したのだ。

 そのような素晴らしいギフトを何故あの子が? というのが周囲の反応だった。

 地味で目立たないみすぼらしい子――それが彼を表するときに用いられる言葉だった。

 伯爵家の嫡男として生まれながら、キースは虐げられてきた。

 産みの母と死別後に後妻として父が迎え入れた女が原因である。

 彼女は実子に伯爵家を継がせたかった。公国では原則的に長子世襲制度をとっているためキースが目障りでしかなかった。そのため、彼の教育を真面に行わないことで、嫡男として不適格者の烙印を押そうとしたのだ。

 浅はかな考えは、しかし思いのほかうまく進んでいた。ハミルトン伯爵はどちらの妻も愛してはいなかった。家督を繋げるためだけの婚姻により生まれた子にも愛情を持ってはいなかった。貴族らしい考えの元、家の内のことは女に任せると放置し、碌に屋敷に帰ってくることもなかった。結果、女主人として彼女はキースに最低限の教育のみを施し冷遇できた。

 キースは小さくなって暮らした。

 使用人たちも、女主人に逆らえば首になるので、彼に構うことはなかった。

 暴言や暴力を振るわれるようなことは流石になかったが、無視をされ、いない者のように扱われた。

 そんな彼が「神の寵児」というギフトを得たのだ。

 以降、人生は一変した。



 その日、ハミルトン家は騒がしかった。

 三年ぶりにキースが戻ってきた。

 儀式後、父親からも継母からも、度重なる帰宅命令があったが、拒絶し続けていた。当然だ。行くところがないので仕方がなかったこれまでと違い、神殿には彼用の特別室が作られた。

 キースは今や治癒者として時の人となっている。彼に治せない病はない。

 そんな彼が、地元へ戻ることになったのは、隣国の大聖堂ダイリントルからお呼びがかかり、その道中に通ることになったため。単なる通過点……だったのだが、数日前の豪雨のせいで道が土砂崩れで潰されたため、数日の足止めをくらうことになった。 

 キースは宿に泊まることを求めたが、それを聞きつけた両親が押しかけて来た。従者たちが制したが、彼らは宿前で騒ぎ立てた。キースは何とも思わなかった。だが、従者たちはそうもいかない。治癒者とは神殿の顔でもある。そんな彼が両親をないがしろにしているのは好ましくない。人格者であることも求められるのだ。

 キースは彼らの言い分にもげんなりした。別にそれなら自分は治癒者を辞めてもよい。これまで知り合った権力者からも個人的に雇いたいといくつも話がきている。煩わしいしがらみがあるのなら、神殿と縁を切っても構わない。

 従者たちは大慌てで、両親たちを追い返した。

 やればできるのではないか、とキースはますますうんざりして宿を抜け出した。


 三年ぶりの町。

 何の懐かしさもない。何も楽しいことなどなかった町。

 いや、この町だけではない、何処に行っても、何をしても、虚しいだけ。


 気づけば、教会の前に来ていた。

 キースは薄く笑った。神の寵児としてのギフトを得たとき、何かが変わると期待した。実際、多くが変わったのだろう。だが、何も変わっていない。神に愛されている? どの辺が? とまで思うこともあったのに、それでも無意識に足が教会へ向かっていたことが、まだ神に縋ろうとしていることが可笑しかった。

 

(そういえば、よくここへはきていたな)


 継母と異母弟が楽し気に笑っている光景が羨ましくて、だが自分が入っていくことはできないとわかっていて、どうにもならない感情を持て余して、行く当てもないまま彷徨って辿り着く場所がここだった。

 扉を開けて入ると、懐かしい匂いがした。セージの葉の澄み渡った匂いだ。

 ただ、ひどく薄暗く感じた。目線が違うからかもしれない。子どもの頃とは違って、随分背が伸びた。

 キースが見るともなしに真っすぐ祭壇へ視線を移せば、祈りを捧げる人がいた。年配の……おそらく夫妻だろう。見覚えがある気がして、しばらく眺めていたらやがて彼らは祈りを終えて立ち上がり、こちらに向かって歩いてきた。


「あ」


 小さな声がもれた。

 知っている。彼らは、


「キースくんじゃないか。久しぶりだね」


 にこやかに声を掛けてきたのは男性の方だ。

 それを咎めるように女性が彼の服の裾を引いた。


「ああ、そうか。すまないね。つい、昔のように接してしまった」


 もうキースはかつてのキースではないのだ、とそのようなことはこれまでも何度か言われたことがあった。その度に、そうだ。自分をないがしろにして、いないもののように扱ってきた連中が、今更掌を返してちやほやしてきたって、苛立つだけだと辟易した。しかし、このときは違った。


「いいえ、」


 咄嗟に否定が口を出ていた。

 

 どうして、忘れていたのだろう。彼らのことを……いや、彼らだけではない、彼らには一人娘がいた。名前は、


「……ミルは元気ですか?」


 ミル・ヘルシア。

 幼い頃の、唯一の友だち。


 キースとミルが出会ったのはこの教会だった。

 ミルはこの近所で暮らす農家の娘で教会が遊び場だった。彼女はシスターから読み書きを学び、本を読むことが好きだった。

 キースは最低限とはいえ平民よりも高度な教育を受けていたので、彼女がまだ読めない文章も読むことが出来たし、彼女が読んだこともない本も持っていたので、貸してあげたりして友好関係を深めた。

 彼女の家にも何度も遊びに行った。けして豊かではないが、温かな雰囲気の家に、キースは羨望を感じて少しだけ嫉妬した。

 ミルはシスターの推薦で平民枠の試験を受け、見事に合格して、学費免除で進学できることになった。キースと同じ学校だ。

 学校は厳格に身分差があり、貴族と平民はクラスが分けられていたので、あまり関わることはなかった。

 ミルは持ち前の明るい性格で、友だちが多いようだった。楽し気な彼女の様子を、キースは遠くから眺めていた。

 キースがギフトを授かったとき、彼女も勿論喜んでくれた。

 ギフトのことは瞬く間に噂として走り、これまで話したこともない生徒……のみならず教師までもがキースに祝福の言葉を述べ、親しくなろうとしてきた。キースはそれを素直に喜べるほど、満たされた生活をしていたわけではなかった。ギフト目当てがありありとわかる態度に、孤独は一層募った。ギフトを自分の力だと思える性格ならよかったが、彼はそうではなかったのだ。金持ちがどうせ自分に近寄って来るのは金目当てだろうと穿つように、彼らは自分を求めているわけではなく、自分といると美味しい目が見られるから近寄って来ただけだと思った。

 そんなやさぐれた気持ちのとき、ミルがやってきた。

 普段なら、学校では近寄ってもこないのに、おめでとう! と祝いの言葉を口にした。

 キースは、咄嗟に嫌な感情に襲われた。ミルもまた、ギフト目当てでアピールしてきているのではないか。それまでごく普通の友だちだと思っていた相手に、そのような態度をとられることが恐ろしくて、そうなる前に、それが分る前に、距離を置きたくて、ああ、と短く返した。

 それから、彼女とは一切会っていない。


「ミルは亡くなったんだよ」

「え?」


 聞き間違いかと思った。

 しかし、彼らの寂しげな表情から、聞き間違いではないことはわかった。


「二年前に起きた、流行り病でね」

「……そんな、それなら呼んでくれたら」


 二年前の流行り病はかなり性質が悪いもので、発症してから一週間高熱に襲われて苦しみ死亡する。

 薬師たちが薬を作るまでの半年の間に随分多くの命が失われた。

 治癒者たちも休む暇なく治癒に当たった。当然、キースも。

 ただ、彼の奇跡の治癒は神殿の指導の元、権力者を中心に行われた。それだけだと評判が落ちるので、適度に平民の治癒もした。キースはそれを否定もしなかった。言われた通りに言われた相手を治癒する。善良な心がある者ならば、命を選り好みしていることに憤慨したり罪悪感を感じたりするのだろうが、キースにそのような感情はなかった。誰も彼も彼にとっては同じ人である。彼が人から必要とされなかったから、彼も人を必要としない。幼い頃からずっとあった空虚、そのような気持ちが変化することはなかったのだ。


「ありがとう。そんな風に言ってくれて嬉しいよ。……実は私たちもね、君に治癒の依頼書を送ろうとしていたんだよ。昔のよしみで、どうにか治してもらえないかって。でも、ミルに止められてね。昔のことを持ち出して情に訴えるなんて真似はしないでくれって。もう十分に君にはよくしてもらっているのにって。考えてみればその通りで、あの子が進学できたのだって、君に色々教えてもらえたからだった」


 ミルは勉強が好きだったが、平民の、それも農家の娘が進学するなどありえないことだった。

 それが可能だったのは、彼女が入学テストで飛び抜けて優秀な成績を修めたからに他ならない。それは彼女の努力の証だったが、彼女と彼女の家族はキースのおかげだと思っていた。本来なら彼女が手に入れることなどかなわない高価な学習書を読み、わからないことを教えてもらえたおかげ。そのおかげで、彼女の生い立ちでは到底知ることのなかった世界を見ることができた。

 もう十分、彼から与えられているのに、そして、彼を必要とする者は大勢いるのに、昔の縁を引き合いに出して彼の良心に訴えるような真似はしてはいけない。

 ミルは少し達観したようなところがある子どもだったが、命の危機に瀕しても、己を失うことはなかったのだ。


「ここで、こうして君に会えて嬉しかったよ。これも神のお導きというものかもしれないね。ミルと親しくしてくれて、あの子を治そうと思ってくれて、どうもありがとう」


 夫妻はそう言うと、キースを残して去っていった。


 一人残されて、キースはぐぅっとその場に蹲りたくなる衝動にかられた。だが、一度座り込めば二度と立ち上がれない気がして、ふらふらと歩き出した。


 どうして、思い出さなかったのだろう。

 この三年間、ミルのことを。 

 唯一の友だちだった。

 傷つけられたくなくて距離を置くほど、彼女にだけは裏切られたくなかった。

 それは、彼女が特別だからで。

 その特別が恐ろしかった。

 臆病に臆病を重ねて、まだ起きてもない出来事が起きないようにと、ただそれだけを求めて。

 それが叶って、それでよいと消し去ってしまった。

 でも、本当にその選択は正しかったのだろうか?

 彼女の「おめでとう」を素直に受けとめずに、突き放したことは正しかったのだろうか?


 町の中央にある噴水が見えた。

 夏場は子どもたちが水遊びをする。

 ミルに誘われて何度かキースも遊んだ。

 水は少し濁っていて、汚らしいと思ったが、楽しそうな彼女を前に文句も言えずに足先をつけた。炎天下で長時間さらされた水は生温くて気持ちが悪かった。それでも、その後の誘いも断ることはしなかった。

 

「ねぇ、願いの木を知っている?」


 いつだったか、ミルが言った。

 町外れの大木は言い伝えがある。その木の下に願いを書いて埋めると叶う。市民の間では有名らしい。

 だが、そもそも読み書きができる市民は少ない。子どもに勉強をさせるための方便なのでは? とキースは思ったが


「それならやってみる?」

 

 そう返した。

 二人なら、それができる。

 便箋にそれぞれの願いを書いた。

 彼女は姿勢を正して、丁寧に、願いを書き込んでいた。その姿は、とても尊いものに感じられて、それほどまでに大切な願いはなんだろうと無性に知りたくなって、 


「何を書いたの?」


 と、尋ねたら


「内緒だよ。願いは人に教えたら叶わなくなるんだから」


 と教えてはもらえなかった。


「うーん、でもそうだね、叶ったら教えてあげるよ」


 それから、そう言ってミルは笑った。


 そうだ。

 手紙。


 かつての彼女の願いが書かれたその手紙。もうミルから直接聞くことは出来なくなったが、彼女が何を願い、それが叶ったのかどうか。 

 知りたい。

 今更だけど、彼女のことを、知りたくて、キースは大木へ向かった。


 大木は悠然とその場に佇んでいた。

 根っこが膨れて三角の穴が空いたようになっているところが目印にしやすいからと埋めた。

 木の根に沿って歩いていく。半周ほど歩いたところに、それはあった。

 地面に手を置く。

 土は数日前の豪雨のせいで湿っていて掘り返しやすそうだった。

 当時も、手紙とそれを入れる空き缶を持ってはきたが、スコップまでは頭が回らず、落ちていた棒切れでどうにか掘った。出直そうか? とキースは提案したが、今日と決めたのに変更するのは縁起が悪い。願いが叶わなくなったら嫌だ、とミルが拒んだからだった。そんなに我を通すことは言わないのに珍しいなとキースは思った。それから、日頃はどことなく大人びた彼女が、言い伝えなんかを信じて一生懸命な姿が微笑ましく感じた。


 随分深くに埋めたような気がしたが、空き缶は案外早く出てきた。


 二通の手紙。

 同じ便箋で、見ただけではどちらがどちらかわからなかった。

 キースは上にあった手紙から開封した。

 残念ながら、それはミルの手紙ではなかった。


「幸せになれますように」


 たった一行の簡素な文。ただ、彼女が楽しそうにしていたから、付き合いで書いただけ。願いなんて思いつかなかったから、適当に書いた。オーソドックスで、漠然とした、それがどういうことかもわからないが、おそらく多くの人が願うことを。


 キースは深く呼吸した。

 残る一通を手に取って開封する。

 中からは先程と同じ便箋が出てきた。

 開いてみると、キースの手紙と同じくらいの短い一文が見えた。


「キースの願いが叶いますように」


 バカだなぁと思った。

 願いの木に願いを書いて埋めるんだから、こんなこと書かなくてもキースの願いは叶うのだから、願いの無駄遣いでしかない。

 だから、バカだなぁとキースは思った。


(違う。

 違う。違う。違う。

 これはそんな、願いが叶うか叶わないかなんてちっぽけな話ではない)


 ミルは心から、キースのことを願ってくれた。

 あのときの彼女は、真剣に、真摯に、願ってくれた。

 大切に思ってくれていた。


 孤独だった。

 ミルと友だちになってからも、ずっと孤独だった。

 彼女には愛してくれる家族がいるから、自分は一番ではない。

 仲良くしていても、それがすべてではない。

 それが寂しくて、悲しくて、だから孤独だと思っていた。

 それまでの日々の中で、募り募った孤独は、特別な、特大な、自分だけの何かでないと埋まらない。これまでの寂しさを消し去ってくれるものでないならいらない。

 だが、そんな都合の良い何かなどあるわけがない。それは人と育んでいくもので、その種はすでに与えられていて、知ることは、おそらくいつだってできたのに、心を閉ざして見過ごしてきた。

 でも、今、ようやく、見過ごしてきたものの尊さを理解した。

 理解したが、


「ああ、神様」


 どうして。

 気づくのが遅すぎて、もうどうしようもないのに。

 それでも、願わずにはいられなかった。


「神様、神様、神様」


 どうか、どうか、どうか、ミルを生き返らせてください。

 人を見下して、つまらないものとして一線引いて、世界を冷めた目で見て、大切なことにも気付けなかった愚かな人間だけれど、私が神の寵児だというのなら、その寵愛のすべてを彼女のために使わせてください。


 涙が、後から後から溢れてくる。どうしようもなくなって、どうにもならなくて、それなのにどうしてか心の寂しさはなくて、代わりにあるのは祈りだ。

 キースは生まれて初めて、心から人のために祈ることができた。

 悲しいのに、とても幸せで、だから自分のすべてを捧げる覚悟で祈りを捧げた。

 キースの身体が、淡い光に包まれる。温かな光だ。魂を直に触られているような、不思議な心地に、キースは願いが届いたことを感じた。



「スキルって一体何を基準に授けられるのかな?」


 教会の小さな憩い室で、ふと思いついたようにミルが言った。

 公国では十六歳になると神殿で儀式を受けてスキルを授かる。

 ミルが儀式を受けたのは二年前。『睡眠』のスキルを授かった。名前の通り、人を眠らせるスキルである。特に幼子を持つ親などに重宝される。なかなか便利スキルである。


「どうかな」


 キースは小首を傾げてみせた。


「でも、本人に必要なものなんだとは思うよ」


 彼が授かったスキルは「治癒」だ。割と希少なスキルで、能力を磨き権力者のお抱えや、法外な治療費を要求して財をなす者と、神殿に所属する者、それから教会に所属して安価で人々を治療する者、様々である。

 キースはこのスキルを授かったとき、教会に所属することを静かに決意した。その後、その決意の通りに、貴族籍を抜けて、町の教会で治癒者として働いている。

 貴族をやめて、小さな町の、小さな教会で働くなんて、どんな変わり者だ? と最初は怪しまれもした。変化が起きたのは今年の初め。病が流行して、その治療に尽力したことだろう。信頼を得て、今では町の誰からも親しみを持たれている。


「そういえば、今年は『神の寵児』を授かった人が出たんだってね」

「そうなんだ。その人が、幸せになれるといいね」


 キースがそう答えると、ミルは不可解そうな顔をした。


「どうかした?」

「だって、『神の寵児』スキルを得た者は麒麟児として後世に名を残した人ばかりで、得た瞬間に幸せが確定すると言われてるスキルだから、幸せになれるといいねって言い回しがなんか意外だったの。みんな、いいなぁとか、どんな人か見てみたいとか、そういう反応をするから」

「ああ、そういうことか。特に他意はなかったんだけど。後世に名を残すことと、幸せとが必ずイコールとは限らないだろう? だから、神の寵愛の意味をきちんと理解して、幸せになってほしいなと思ったんだ」

「なるほど。たしかにそうかも。幸せは幸せと気づけてこそ、幸せなんだものね」


 ミルが感心したように頷いたとき、昼休憩が終わる鐘が鳴った。


「あ、じゃあ私は帰るね」


 広げていたランチボックスを手際よく回収しながらミルが言う。


「今日は定時で帰れると思うから」

「じゃあ、キースが好きなシチューを作って待ってるよ。お昼の診察頑張ってね」


 笑顔のミルをキースもまた満足そうな笑顔で見送った。

読んでくださりありがとうございました。


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