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幕間
呪いの子が一人死んだらしい。
まあ、結構長く持った方だろう。予定通りの時期だな。
あの女は見た目が良かったから体を使えばうまく稼げるし、丁度いいように周囲から恨みを買ってくれるはずだったのじゃが。
儂は人の恨み、嫉み、後悔という負の感情を集めておる。
暗魔法はそういう人の負の感情が糧となる。これから発動させねばならぬ魔法のためには必要なのじゃ。
だが、おかしい。本当ならもっと集まるはずじゃったはずじゃがのう。
あの赤の女王の精神は閉じ込めている。だから、あやつは『やり直し』はできておらぬ。今の所『やり直し』が出来ているのは儂だけだ。
なのに、どうして歴史を繰り返さない。
なにが起きておるというのか。
それとも、儂の行動が何か揺り返しが起きておるというのか。
確かに行ったことを完璧に再現できているわけではない。
蝶の羽ばたき一つの違いで世界は変わってしまう。
注意が必要じゃな。
まあ、それに時間はまだまだある。
さて、次は何をすべきじゃったかのう。
黒い影は闇に消えていった。




