狐を救ったお爺さん
昔、山で千年をかけて、修業した狐がいました。
ある日、狐は崖から落ちて、怪我をしました。
ある柴狩りお爺さんは狐を助けました。
狐は元気になって、お爺さんに話しました。
「お爺さん、命を助けて頂き、あろがとうございます。欲しい物があったら、ぜひおっしゃってください。」
「そうね、1俵米が有れば、幸せね。」
狐は魔法をかけて、1俵米がありました。
お爺さんはびっくりして、「じゃ、金100両が欲しいね。」
狐は魔法をかけて、金100両がありました。
お爺さんは大喜びして、「じゃ、金一万両欲しいね」
狐は不快に話しました。「仕方がございませんね」
金一万両がありました。
お爺さんはさらに「金の小判はこの部屋に埋め尽くして欲しいね。」
狐は怒り出した。「人間は欲深いね、付き合いきれません。」
狐は去って行きました。
部屋中に埋め尽くされたのは狐の糞でした。