表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/1

第一話

2017年頃の黒歴史が見つかったので初投稿です。

 いつも通り放課後の始まりを告げるチャイムが鳴った平凡な日、今日も早く帰って異世界系小説を読み漁るかなと、立ち上がろうとした瞬間だった。

急に教室が揺れ、床が謎の紋章と共に光りだしたと思ったら自分はどこか知らない場所にいた。 

見回してもただ白い空間が広がっており、まるで異世界転移、転生されるときに神様と話をする場所のようだった。


「その通り、正解じゃ」 


振り向くとそこにはよぼよぼのお爺さんがいた。

この人が神様なのだろうか。悲しきかな、なんというかやはりよぼよぼであると神様の威厳というものが少ししか感じられない。とはいえ今のご時世、ポンコツ女神やらもいるしそれに比べたら感はあるが…。


「ちなみに考えていることはバレバレじゃよ、それにしてもよぼよぼで威厳がないとはどういうことじゃのう?」


なんか神様の触れてはいけない部分だったらしい、とりあえず謝らねば…。それにしてもやはり考えていることは読まれてしまうのか。

にしても自分はどうしてここに飛ばされてしまったのだろうか、トラックに轢かれてもいないから転生系ではなく、別の世界から勇者召喚されたとかではなかろうか…。


「その通り、勇者召喚をした別の世界とパスと強引に繋がてしまってもうワシの力ではどうにもできなかったのじゃ…、ワシにできることは君たちにギフトを授けることしかできないのじゃ…」 


君たち、ギフト…?ということはステータスあり系クラス転移なのか…。それにしても転移でまだよかった、生きているのなら帰る手段もあるはずだ…。


「その通り、君たちのクラスが対象に召喚されてしまったからの…、急かしてすまないがこの空間も1時間しか持たせることしかできないから早くギフトを選んで欲しいのじゃ」


 そう言った神様は指を動かして何もない空間から謎のなにやらパッド状のものを取り出して手渡してきた。画面を見てみると、スキル、ユニークスキルと表示されている。スキルをタップすると画面が切り替わりたくさんのスキルがでてきた。たくさんありすぎて1時間で決めれるのか心配になるレベルだ…。


 後は出来れば他の人が選ぶスキルを見たいけれどダメなのか気になる。よほどのことが無い限り、魔王やら強大な敵を倒すためにはほかの人と協力しないといけなくなるかもしれないし、異世界転移を知らなそうな人達がどのようなスキル構成していくのが気になるという個人的な願望も少しあるからなぁ…。


「確認じゃな、ユニークスキルなら選ぶことができないはずだからそこで判断するといいんじゃよ、1人1つまでじゃが早い者勝ちじゃ」


 なるほど、確かに言われてみればその通りだ…。ユニークなんだから1人しか選ぶことができないはずだな。それでこれは取り放題ではなさそうだけれどどこかにポイントがあるのだろうか…。


「左上を見てみるのじゃ。ポイントが書いてあるじゃろ?そのポイント分だけスキルの追加やレベルを上げることができるのじゃ。それと強いユニークスキルはその分追加するのにもレベルを上げるのにもポイントが高いから自分のポイントと相談しながら考えるといいのじゃ」


 左上をみるとそこには100ポイントと書かれていた。自分のこれからを左右する貴重な100ポイント、しっかり考えないといけないな…。


とはいえ先に他の人が選んだユニークスキルに見ていくことにしようか。数を数えるに自分以外はすでに選び終えているのは早すぎないだろうか?

む、強奪、複製、魅了、成長はすでに選択不可能なのか…。

やはり有名どころのスキル、いわゆる主人公系スキルってやつはみんな、知っている人たちに取られたのか、それとも適当に取っていたのかすこし気になるな。


「ちなみに長押しすることでスキルの概要を見れるんじゃよ」


 なるほど…、スキルの説明を見るにこの世界の強奪は殺さなければ取得できないタイプ、複製はしっかりと劣化する。成長系チートはそこまで壊れって訳でもない。これがどんなときでも奪えたり、コピーできたり、経験値100000倍とかだったら勇者が血で血を洗うバトルロワイアルものになっていたのかもしれないな…。ただ魅了に関してはどうしようか…。男女どちらが取ったのかがわからないから対処がしづらいぞ…。


 これらは最初の方に取られやすいのは2年前か察してはいたが。にしても珍しくLUC補正系のユニークスキルは取られていないな、案外誰も選ばないんだな…。

 後はそこまで警戒するのはなく、武器戦闘系のスキルが殆どだった…。ある意味よかったかもしれない。


ルールの確認もできたことだし、時間の関係もあるしそろそろ自分のスキルを選ぶことにしようか


※ ※ ※

続くかどうかもわからないし、手を加えて直さないといけないのもあるし…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ